闇の子どもたち | ゆるゆるピアノ日記

ゆるゆるピアノ日記

しょうがいがあってもなくても音楽楽しもう♪
福岡県春日市在住。
ピアノ弾き花崎望のブログです。

080916_0052~01.JPG


『闇の子どもたち』
ってご存知ですか
どうぞ
検索をかけて見て下さい

先日、家族とその友人たちが
この『闇のこどもたち』の話をしていました
何気なく聞いてました

ある人は
こんな現実がこの世の中にはある
(人身売買された子どもが生きたまま臓器をとられ
それが、移植を待つ豊かな国、日本などの子どもに移植される)
だからこそ
移植者は、もし、もう移植しないと助からないなら
自分はそこまでの命だったと思い
寿命だと、受け入れ諦めなさい
他人を殺してまで、生きてはいけない
だから
私は絶対に移植者に募金はしないといった

また
ある人は
たしかに辛い
もしこれが現実ならば絶対にあってはならないことだ
でも
目の前で我が子が、移植さえするのならば
そのお金さえあれば助かるのならば、、と
生きていて欲しいと願う
親、家族の気持ちもわかるといった

私はこういう話の時には
何も行動が出来ない自分をおもい
つい黙ってしまう

そうした話題がでた次の日に
ある生徒さんが
お教室に
心臓移植を願う男の子の募金のチラシを持って来た


なんというタイミング


私は、一瞬言葉が出なかった
どうしたらいいのだろう
今迄、何も考えずに募金していた自分
だけど
裏側の現実も知っている自分

そして
純粋に自分と同じ子どもを助けたいと願う
同じ子どもの目の前の生徒

私にできることはなんだろう
募金を拒否する事
募金をする事

私は
子どもたちに知った話を伝えようと思った
でも
やはり
偽善的かもしれないけれど
目の前に助けを求めに来たものに対しては
自分の出来る範囲で何かしたいとも思う
子どもたちには
矛盾で
どうしようもない悲しみがあるってこと
伝えていいのか迷いつつ

募金箱を一緒に作り
チラシを持って来た生徒さんに
『闇の子どもたち』の話を一緒にした
子どもたちが何か、何でもいい
感じる事を願いつつ

語り合う事しかできないけど
そして
祈る事しか出来ないけど