患者さんはガンを治したい。お医者さんは患者さんのガンを治したい。至極当然の心理で、患者さんは病院で治療を受けます。
それは小さい頃から、病気をすれば親から病院に連れて行かれていたから、条件反射(刷り込み)のようなものです。
また、お医者さんとしては、大変な努力をして勉強した医学の知識と経験を活かし、何としても患者さんに治っていただこうと考えます。
私に任せなさいと。
そして、検査の結果、患者さんはガン治療を受けるわけですが、はじめは、だいたい三大医療といわれる手術、抗ガン剤、放射線治療のいずれかを受けることになります。
手術によるガンの摘出の場合は、患者さんとしては怖いガン細胞を早くとってしましたいという心理が当然はたらきます。
お医者さんとしては、外科医としての技術をいかんなく発揮して、全部きれいにガンを摘出しようと考えます。
手術が成功し、ガンが除かれて、患者さんは喜びます。
お医者さんも重責を果たし安堵し、これでガン患者さんが助かったと思います。これは双方にとって大変素晴らしいことです。
しかし世の中、このようなケースばかりではありません。
私もたくさんのご相談を受けます。。
ガン患者さんが手術を後悔される理由が、後遺症が残った場合と術後すぐに体調を崩してしまう(つまり、亡くなる)場合、そして、後でガンが再発したり、新たに転移が見つかったりした場合です。
私個人の意見としては、手術に反対してるわけではありません。
絶対に手術をしたほうが良い場合があると思います。
しかし、今回はその事をお話しているわけではありません。
私が言いたいことは、なぜ、後遺症が残ったり、体調を崩したり、(これがもっとも恐ろしいことですが)再発や転移が起きるのかということです。
このような状態になった場合、患者の心理としては、せっかく手術をしたのにこんなになってしまった、でも、ガンだから仕方がない・・・。
ガンは恐ろしいものだから、早く取り除かないと、あのままだったら大変なことになっていた。
再発や転移は仕方がない、だってガンはこういうものだからと思ってしまう方が大変多いのには驚かされます。
また、お医者さんの心理としては、努力はしたが、ガンだから仕方がないと考えるようです。
出来る限りの範囲の部位や周りを取り除いたが、後遺症が出ても、生命が守られるからそちらのほうが大切だ。
また、お医者さんも再発や転移はガンだから仕方がないと考えるようです。
何かおかしくないですか?
このようなことが起きるのは、根底に「ガンは、恐ろしく、めったに治らないものだ」という心理があるからではありませんか?
国立ガンセンターの先生の奥さんが我慢して亡くなられたのも、この「ガンは怖いもの、ガンは治らない」ものという考えがあるからではありませんか?
ですから、過剰な手術で後遺症が出たり、あるいは、手術は成功したが患者は死亡したということが起きるのではありませんか?
本当にガンは恐ろしく、悪者で、治らないものなのでしょうか。このポイントがはっきりしない限り、ガンの根本治療はこれから100年たっても進まないでしょう。
何十年もの昔の小説である、白い巨塔の時代となんら変わっていませんね。
術後に再発しないための最良の方法、が分かれば良いと思いませんか?
自然治癒力を高めるガン患者と家族の会 理事長/健体塾 主幹 山崎忠則