松平健、涙で看取った真島茂樹さんの最期 緊急搬送された病院駆けつけ「マジを尊敬し称賛」 | はかたんもんのブログ
松平健(70)のヒット曲「マツケンサンバ2」の振付師で、ダンサーの真島茂樹(まじま・しげき)さんが、虚血性心不全のため、22日午後10時38分に亡くなったことが23日、分かった。77歳。

所属事務所の公式サイトで発表された。葬儀・告別式は遺族の意向で親近者のみで執り行い、後日、お別れの会を開催予定。突然の訃報に、松平も「いまだ信じがたい思い」と悲痛な思いを明かした。

華麗に舞った名ダンサーが、突然逝った。関係者によると、22日に都内の自宅を訪ねた知人が、真島さんが倒れているところを発見。緊急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。松平も同日夜に病院に駆けつけ、真島さんの姉と一緒に、涙ながらに最期をみとったという。  真島さんは今月8日に、関係者と恒例の誕生日会を開いており、亡くなる前日まで元気に仕事をこなしていた。25日には、京都で開催の「マツケンサンバコンサート2024」にゲスト出演する予定だった。松平は公式サイトで「余りに突然のことで、いまだ信じがたい思いです」としつつ「踊りを愛し生涯ダンサーを貫き通したマジを尊敬し称賛します。一緒に仕事をすれば周りに気を配り、いったん振り付けとなるとプロフェッショナルな厳しい指導、終われば明るく元気な優しい人柄でした。そんなマジと長年苦楽を共にしてつくった作品をこれからも皆さんに楽しんでいただけるよう私も歌って踊り続けたいと思います」。25日の公演も、一部構成を変更するという。  所属事務所も「真島は、小さい頃からの夢を実現させレビューの道をまい進して参りました。自ら『一生踊り子』という言葉を胸に亡くなる前日まで元気で仕事をこなしておりました」としのんだ。  ◆真島茂樹(まじま・しげき)1947年(昭22)3月22日、栃木・宇都宮市生まれ。高校に通いながら東宝芸能学校舞踏科でクラシックバレエなどを学び、72年に「日劇ダンシングチーム」に入団し、トップダンサーとして活躍。解散後は講師やミュージカルなどに出演し、「王様と私」「屋根の上のヴァイオリン弾き」などに出演。主な振り付けは「マツケンサンバ2」や映画「プリキュア」「ドラえもん音頭」など。