イタリアの自動車産業の中心地でもあるトリノを拠点とする名門カロッツェリア、ピニンファリーナの代表はじめ、ピニンファリーナ・グループ会長を務めたパオロ ピニンファリーナ氏が65歳で亡くなった。
ピニンファリーナによると妻イラリアと5人の子供グレタ、ジョバンニ、イオレ、トゥリオ、ジュリア、そして母ジョルジア・ジアノリオに最後まで付き添われていたとのこと。 トリノ工科大学を卒業し、機械工学の学位を取得したパオロ ピニンファリーナ氏はエンジニアであり、デザイナーであった。ピニンファリーナの創業者であり、祖父であるバッティスタ ピニンファリーナの名を冠した「バッティスタ」を、そして2012年に85歳で死去した父セルジオの名を冠した「ピニンファリーナ・セルジオ」を世に送り出したのは記憶に新しい。