「後悔」
俺は何もしてやれない
無力感に落ち込んでいた
そして彼女と出会って半年が過ぎた
俺はやはり彼女が心配で
コンビニで雑誌を買い
また病院へお見舞いに行った
彼女は部屋に居たので
部屋の窓をノックした
彼女は部屋の中でバツ(NG)のサイン
俺は彼女が生きていてくれただけで・・
それだけで安心できた
俺は看護婦さんにお願いした
「このマンガと雑誌を渡して下さい」
お願いします
そのまま病院を出て自宅に戻った
翌日も病院に行った
昨日の雑誌と違うものが
たった3冊しかないが購入
俺は彼女の部屋へ向った
すると彼女が部屋に居ない・・・
慌てて看護婦さんに聞いた
「この部屋の方はどの部屋に居ますか?」
すると看護婦は「ご家族の方ですか?」
いえ、友人ですと俺は答えた
看護婦はご家族の方が
今日の午後、引き取っていきました
俺は「あっ退院して自宅に戻ったんですね?」
と看護婦に尋ねた
いえ 昨日の深夜にお亡くなりになりました
俺は何度も同じことを聞いていた
俺はそのまま病院を出て
コンビニのゴミ箱に彼女に買った
雑誌をそのまま捨てた
車に乗り込み車を走らせた
涙でフロントガラスが見えない
急ブレーキをかけ左に車を寄せ
タバコを吸いながら俺は考えた
昨日の深夜と言うことは・・・
俺が尋ねたのは昨日の19:00
彼女は5時間後に天国に行ってしまった
あの時バツ(NG)と言われても
逢っておけばよかったと自分を責めた
そして俺は素直に帰ったのは間違いだったと
自分を責めた
そして彼女の最後の告別式も
行ってあげられなかったこと
いまでもずっと後悔している
