経営方針をめぐって
父で会長の大塚勝久氏(71)と、
娘で社長の大塚久美子氏(47)の親子が対立して
ドロ沼化している
家具販売大手の大塚家具
その決着は、きょうの株主総会にまでもつれた。
昔ながらの高級家具を従業員が親身に説明しながら売る経営手法にこだわる
父・勝久氏と
そこから脱却して、誰でも気軽に入れる店舗づくりを目指す娘・久美子氏が
真っ向から対立して、一向に両者とも引かず。
きょうの株主総会でも、双方の意見は対立したまま
歩み寄りの気配さえ見られず、
結局、株主の投票で過半数を獲得した久美子氏が、
社長で会社経営を担うこととなり、
勝久氏は、筆頭株主でありながら、会長職を追われた。
もはや、現代のライフスタイルでは、
高級家具にこだわる売り方は、時代遅れだと思う。
現代の市場を分析している久美子氏の経営方針が妥当だということは
誰が見たって明らかなはず。
勝久氏も、あっさり娘に経営を譲って、隠居すれば
こういうことにはならずにすんだ。
どちらか一方が譲歩さえすれば、ここまでドロ沼化せずに済んだ。
巻き添えを食らったほかの株主にとっては、ありがた迷惑かも。