今年4月21日、韓国の旅客船「セウォル号」が沈没し、
修学旅行中の高校生ら295人が死亡、9人が行方不明になった事故で、
当時の船の船長(69)らにきょう、判決が言い渡され、
死刑を求刑されていた船長には、「殺人罪」は認められず、
懲役36年の判決となった。
船長だけの責任ではなく、
韓国社会全体にも責任があるとしたのだ。
「なぜ殺人罪は適用されず死刑じゃなかったのか?」という声もあるようだが、
現在69歳の船長に「懲役36年」というのは、
この船長は、105歳になるまで刑務所を出ることはできないという計算になるので、
実質「終身刑」といってもいい刑だ。
おそらく、服役中に獄死すると思われるから、死刑と大差ないだろう。
でも、愛する家族・息子・娘を奪われた一部の遺族にとっては、
納得はできないかもしれない。
現場の捜索も、まだ行方不明の9人を残して、きょう打ち切られた。
遺体が見つかっていない家族にとっては、つらい決断になったようだが、
これもやむを得ないだろう。