今年も仕事納め(私は明日、掃除しに来ますが)になりました。
今年は、お伝えしたように、6月より再び自分の事務所を立ち上げ、しばらく調子が良くない時期があったため、通年としては昨年を下回りました。
しかし、10月あたりから持ち直し始め、最後の3か月は昨年の同時期を上回る売上を挙げることができました。そのため、通年としても、思った程は悪くない結果となりました。
6年半前に自営を開始した際、月単位で初めてある程度の収入が得られるまで1年以上かかり、またそのような月が来るまでさらに1年以上かかりました。そして、連月でそのような状態になるまで、自営開始から3年以上かかりました。
それを考えると、立ち上げから半年程度でその状態まで来れたと言うことは、当時のように全く顧客ゼロの状態から始めたのとは事情が異なるので単純比較はできませんが、当時よりは随分マシな状況にあるように思います。
また、気持ちの上でも、6年半前の自営開始時には随分と心無いことを言われたりしましたが、今回は人によって温度差はあるものの、当事者を除けば歓迎とまでは行かぬまでも非難する者はおらず、そのことも6年前より進歩はあったと思います。
ただし、非難する者がいなかったのは、新たに事務所を立ち上げる契機を作った相手方が、ある程度の常識を有していれば、明らかに有り得ない言動や目論見を示したからであり、かなり不快な思いはしました。
将に欲に塗れた漏塵の悍ましさを、まざまざと見せつけられた感がありました。
いや、この表現にしても、相当抑制的に書いているぐらいで、実に唖然とする発言を多々浴びせられました。
また、立ち上げを歓迎しながらも、「え?!この人、自分をこんなに低く見てたの」と感じるようなことを何人かに言われましたし、自分がやって来たことからしたら、随分冷たいと感じる対応にも遭遇しました。
それに、10月以降持ち直したからよかったものの、立ち上げ当初の不調は、かなり想定外のところもありました。
そう言った意味では、自営を開始した2011年よりは随分マシではあったけれども、ここ6年間では最悪の年であったことも事実です。
とは言え、これだけ今年、悪いことが起きれば来年は少なくともマシであろうし、その悪いことが多かった今年でも6年前よりはマシで、しかも最後は持ち直しましたし、何よりも勇気を持って新たに事務所を立ち上げたことは、大きな収穫であったと思っています。