今年の始めに中小企業診断士(以下「診断士」)試験の勉強を始めた旨を書きましたが、とある受験機関に通いながら勉強しており、5科目めの経営法務に入ったところです。

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 診断士の勉強というのも現時点では一次試験の勉強、つまり選択(マーク)式であり、そうすると形式としては弁理士の短答式試験(以下「弁理士試験」)と同じということになります。

 しかし、弁理士試験のときとの出題スタイルの違いに随分戸惑っています。というのも、弁理士試験の場合は、条約や一部の難問を除いたら、各問の枝において何故この枝は×で、この枝は○かということが確実に判っておかないと、少し内容が変わって出題されただけで解けなくなってしまうおそれがあり、ある程度深く理解しておくことが求められました。

 一方で診断士試験の場合、とてもそんなことをしていたら勉強の範囲が膨大となってしまい、正解でないことが判別しやすい枝から切っていき残った2つでどちらか見当をつける、場合によっては正解の枝だけをおさえておくといったことが必要になるようです。


 また、弁理士試験の場合、条文を読み込み、ついで基本書やレジュメを何度も回すことで、理解を促進したり記憶を定着させたりしやすかったのですが、診断士試験の場合、テキストにも浅く広い内容が載っているだけなので、なかなか記憶が定着しないところもあります。


 それでいながら、財務・会計のように、数式を理解していないと全く歯が立たない科目もありまる。そのため、要領の良さが強く要請されるような感があり、それに乏しい自分には向いていないのかと思ってしまう感もあります。


 まあ、まだ4ヶ月以上ありますし、反復練習を行うことで飛躍的に理解力が高まることは弁理士試験や付記試験で経験済みですので、やれるだけのことはやって行くつもりではあります。

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