日銀が▲0.1%のマイナス金利を発表しました。
きちんと知ろうとしないと間違えやすいので、少し解説します。
まず、▲0.1%が全てに適用されるわけではありません。
『銀行にお金を預けると減ってしまう』
なんてことはありません。
まず、日銀は金融機関と取引を行うところであって、個人とは直接取引をしません。
そして、日銀の金利ですが、実は▲0.1%以外に、0%、+0.1%で合計3種類の金利を使い分けることになります。
1)+0.1%
既存の当座預金残高はそのままプラスで据え置きです。
2)0%
準備預金残高というわかりにくいものですが、ここはあまり気にしなくていいと思います。
3)▲0.1%
金融機関の持ってる余分な現金
※正確な表記ではありませんが、イメージしやすくするためこう書いてます。
つまり、今回の日銀のマイナス金利の発表は、一般の金融機関に、
『お金ため込んでないで、企業や個人に安く貸してあげろ』
というメッセージなんです。
ところが、民間企業も個人も、今はあまりお金を借りる気がありません。
なぜなら、景気がよくない(=デフレ)からです。
景気がいいとは、基本的にインフレを意味しますので、政府は早くインフレに持っていく必要がありますが、なかなかうまくいってないようです。
そういう意味で、アベノミクスは今のところは成功しているとは言えません。
何回かお伝えしているように、安倍政権の僕の評価は、外交は優秀、経済はイマイチです。
こういうときは、財政出動といって、公共事業などをやりまくるのがいいと言われています。
ちなみに民主党政権では、ずっと自民党の公共事業を批判していましたので、財政出動の目玉だと言って子ども手当をやって大失敗しました。
子ども手当を受け取るお母さんが、不景気だからと言って使わずに貯金してしまったからです。
デフレ時の財政出動は公共事業が一番ですが、それをやろうとすると野党や評論家が無駄遣いだとか言い出すので、なかなか難しい状況ですね。
以上、何かの参考になれば幸いです。