先日、自分がやっている研究の内容を日刊工業新聞で紹介いただきました。
ある人から、
『研究の仕事は天職ですね』
と言われましたが、自分にとっては決して天職ではなく、適職だと思っています。
天職という言葉はよく聞く言葉ですが、適職はそんなに出てこないかもしれません。
以前にも一度書きましたが、この天職と適職の違いを知っておくことはすごく大事だったりします。
適職とは、適している職業ということで、簡単に言えば向いている仕事です。
向いているので能力が発揮でき、収入はそれなりに稼げますし、周りからも認めてもらいやすいです。
ただし、本当の深い部分での満足感は得られないと言われています。
これに対し、天職とは、バースビジョンと言われるその人の生まれてきた目的にまでつながる仕事で、関わっているだけで深い満足感が得られます。
天職に出逢えるとすごく幸せなのですが、たいていの場合、収入が伴わないと言われています。
例えば、子供が本当に大好きで保育士になった場合、子供には毎日触れられますが年収は300万円台前半ですし、残業代は基本ありませんし、仕事を優先すればするほど休みはなくなります。
自営の場合も同じで、アクセサリー作りが心の底から大好きだとしても、売れるアクセサリーと作りたいアクセサリーは違うことがほとんどですし、全て手作りでは十分な収入を稼ぎ続けるには限界があります。
でも、心の底から満足感が得られる大好きな仕事なので、それでもがんばってしまいます。
別に天職は稼げないからやめた方がいいとは全く思いません。
むしろ、天職に出逢えることが人生の喜びの一つなので、天職だと信じられる仕事は、是非とことんやって、たくさんの人を幸せにしてほしいと思っています。
ただし、天職を生活やお金のためにやってしまうと、せっかくの天職が好きでなくなることもあります。
なので、天職を打ち込みたい方は、お金を気にせず打ち込めるような環境を整えることが大事なのだと思います。