さて、昨日の続きですが・・・

(昨日の日記はコチラ)→ http://ameblo.jp/hakapyon/entry-10497885281.html


人気のアザラシやホッキョクグマを見ていると、こんな質問をしている方も、よくいらっしゃいます。

「アザラシは、いつココ(円柱水槽)を通りますか?」
「ホッキョクグマは、いつプールにダイビングしますか?」


動物園の方は、こう答えます。
「分かりませんね~」


何故でしょう??

この動物園の考え方はこうです。
【動物たちに芸をさせているわけではない】


分かりますか?

ここにいる動物たちは、ペットではないんです。
ほかの動物園は知りませんが、少なくともココにいる動物たちは、円柱水槽を通ることを
教えられたり、プールに飛び込むことを、教えられてやっているのではないんです。

レッサーパンダが吊り橋を渡ることしかり。
ペンギンがお散歩をすることしかり。


では、何故、動物たちは、そんな行動をするのでしょうか。
それは【必要がある】からです。


アザラシは、とても好奇心旺盛な動物だそうです。
円柱水槽を通ることによって、人間を見に来ているのかもしれません。

見ているつもりの人間が、もしかして見られているのかも…
そう考えると不思議な気持ちになりませんか?


ホッキョクグマのプールの水の高さは、身長166cmの私の、ほぼ目線と同じです。
これは、ホッキョクグマから見ると、人間の頭が水面から出たり入ったりしているように
見えているはずです。
野生界のホッキョクグマは、アザラシが水面から頭をひょっこり顔を出す瞬間を
待ち構えて捕食します。

ホッキョクグマがプールへダイビングするということは、人間をアザラシと見間違えて、
襲ってきた可能性が大です。
「うわぁ、いま私、食べられた~!」と考えたら、もっと面白いと思いませんか?


A動物園の施設や、いわゆる【行動展示】には、このような工夫がたくさんあります。
だからこそ「かわいいー」という見方だけではなく、動物たちの本来の習性や能力を
見て欲しいと思います。

ただ見ているだけより、必ず面白くなります。

絶対に面白くなります。



ただし、この見方には難点がひとつ( ̄_ ̄ i)

前記の通り、いつアザラシが円柱水槽を通るかも、ホッキョクグマがダイブするかも、
全く予想できないのですから、それを絶対に見ようとすると、いつくるかわからない、
その瞬間まで、待ち続けねなければならないことです。

観光ではあれば、どこかで諦めもするでしょうけれど、志事だとそうできない場合も
あるわけでして。(T_T)



僕の最高記録は、レッサーパンダに丸一日、張り付きましたね。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



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