ムオニナルスタがギベオンの偽物扱いされるのは
ムオニナルスタをギベオンとして販売している所がある事が原因だと思いますが、
10年近く前に購入したムオニナルスタのペンダントトップを最近頻繁に着けている私からすれば、
ムオニナルスタが、パチモン扱いされている事が残念ですので、ざっくり簡単に説明したいと思います。
ギベオンもムオニナルスタも同じ鉄隕石(殆ど鉄-ニッケル合金)
鉄隕石の種類も(オクタヘドライト)で同じ
エッチングした時に見えるウィドマンシュテッテン構造は個体差にもよる事もあるかも知れませんが、 ギベオンは太め ムオニナルスタは細め
[落下場所]と[落下時期]
◯ギベオンは ナミビア🇳🇦ハルダブ州に4億5千万年前に落下
◯ムオニナルスタは スウェーデン🇸🇪ノールボッテン県キルナに約100万年前に落下したと云われています。
産地の違いと落下時期の違いはありますが、
同じ鉄隕(鉄隕石)で同じ種類のオクタヘドライトで殆ど同じですので、
私からすれば、同じ名前の車で同じクラスで排気量が若干違っている年式が違う車の様な感じです。
別にギベオンだけが鉄隕石ではありませんし ギベオンより貴重なマイナーな名前の鉄隕石もありますので、
ギベオン=鉄隕石の本物みたいなイメージを私は好みません。
鉱物でも、針状=ルチルって・・・
とんでもないと思っています😅
ルチル(金紅石)でもなんでもない針状インクルージョンを なんちゃらルチルというネーミングで販売していた事で
ルチル(金紅石)ではない別の針状の鉱物が、
通称◯◯◯ルチルという名前になっている現状
これは
日本の科学や鉱物業界 ミネラルショー業界の将来を考えた場合 決してプラスになる事ではないと私は日々思っています😑
ギベオンが欲しい人はギベオンを買えば良いと思いますし
最初からムオニナルスタが欲しいという私の様な人はムオニナルスタを購入すれば良いと思っています。
⚠️私は商品(ウィドマンシュテッテンの面)を見れば九分九厘(ギベオンなのかムオニナルスタなのか)解りますが、ムオニナルスタをギベオンとして販売している所も実際にありますので注意は必要です⚠️
隕石アクセサリーがメッキ処理されるのは錆を防止する理由だけではなくロジウムメッキ使用する事で金属アレルギーを防ぐ為でもあります。
シャツの上から隕石のペンダントトップを着用する場合でしたら軽くコーティングしてある隕石のペンダントトップでも平気だと思いますが、
私の様に肌に直接触れさせている場合はロジウムメッキされているので金属アレルギーにも安心 錆にもそこそこ安心。
コーティングがしてある事で隕石本来の色艶ではなくなってしまいますが、私はメリットとデメリットだと割りきっています。
ざっくり書きましたが、鉄隕石としては殆ど同じだという事は ご理解頂けたのではないでしょうか😃
私が隕石を購入する時に信頼している会社は
東京サイエンスさんと
隕石・化石のサイトウさんです。