破壊鳥の「異ノーマルでよくね!?」

破壊鳥の「異ノーマルでよくね!?」

普通じゃないこと、Yeah!これが俺たちのやり方

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  経済学を知っておく必要性

 

「何のために働くのか?」

 

そんなことをよく考えさせられる。

どんな時に考えさせられるのか?それは・・・


・働きたく無いのに、嫌な顔で働いている人を見たとき

・学びたくないのに、楽しくなさそうに研修を受講している人を見たとき


そんな人に出会った時、僕はこう言う。

「嫌なら働かなければいいのに・・・」

 

するとこんな言葉が返ってくる。

「それでは生活ができない」

 

その言葉に僕はこう返す。

「僕の知り合いに働かず「普通に生活している人」が何人かいるよ。しかも、とても幸せそうだよ。彼らは明確に『働きたくない』と心に決めていて、悔いなく生きている」

 

「あ、はぁ・・・」

 

何とも情けなく締まりのない返事だ。

理解しているのか?理解していないのか?

 

僕は更にこう返す。

「頼むからさぁ。働きたくない人が無理に働いて、一生懸命に働いている人のモチベーションを落とすのはマジで勘弁して欲しい」

 

どうやらこの言い方は「厳しい」「冷たい」と捉えられてしまうようだ。案の定、このやり取りを聞いていた人事部のお偉いさんから「そんなことを従業員に言ってはいけません」と僕はお叱りを受けた。

 

不思議なもので、この組織は「一生懸命に働いている人」を守ることより「働きたくもないのに嫌な顔をしながら働いて、一生懸命に働く人の仕事を邪魔する人」を大切にする風潮があるようだ。そして、残念なことに理由は明確。

答えは『人員不足』だからだ。

人員不足ゆえに、誰でもいいから人員を確保しておく必要があるらしい。

 

話が熱くなってドンドン逸れていきそうなので、話を戻すと、働く理由は「生活するため」だと大半の人が思っている。

 

これは間違いか?正解か?

その答えは半分正解だと思う。なぜ半分なのかと言うと少し足りないからだ。

それでは正解を言っておきます。

正解は、、、

『イキイキと生活するため』であるということ。

 

まず、「生活するため」が不正解なのか?それは前文で既に述べた。ただ生活するためなら、しっかりとした手続きを踏めば充分に生きていける。義務を捨ててもこの国には「ヒトの生きる権利」を守る法と制度設計がしっかりとある。長年働いて納税し続けて年金を貰うより、生活保護を貰った方がいい生活ができることは有名な話だ。

 

ちなみに念のために断言しておくが、文脈を読めば理解して貰えると思うけど、僕は「生活保護受給者」を全く否定していない。「働きたくても働けない人」を救う必要が絶対にあると考えており、生活保護で生きている人を羨んだことも、蔑んだこともない。ただ「働きたくない人」も救ってあげたいと強く祈っているということを信じて欲しい。

 

だから「イキイキ」という言葉が付くことに非常に意味がある。

 

さて、この「イキイキ」を考える中で大切なことがある。それは「お金」である。

先ほどのやり取りのなかで「あ、はぁ・・・」と返した人が心の中で反論したかったであろう言葉がある。それは「お金欲しいから」だ。

なぜ、反論を心の中で押し殺したか?それは「お金のため」と答えると「お金が欲しいなら上申してみろ」「もっと働け」と言われるのが分かっていたからだ。

 

しかし、僕が言いたいのはそんなことじゃない。

 

「お金って何?」

これを理解している人は一体どれだけいるだろう。

 

恥ずかしながら僕自身、「お金」を理解できたのはここ最近。

この「お金」のことを理解するために必要なものが「経済学」であるということ

 

それではイキイキと生活するために「経済学」の超入門の扉を叩きましょう。

 

 

  経済学超入門書の紹介

まずはここで、おすすめの本を紹介したい。

なぜ?紹介するのかというと、実は経済学で持論を述べられるほど経済に詳しくない。

だから、この先のブログ文章を書き始めたところだが、本を丸々引用することが多いと思われる。だから、参考図書を明確にして、感謝の気持ちを込めておススメ本として先に紹介しておきたい。

 

なんせ僕はずっと「幸せはお金じゃないだろ??論者」だからだ。だから実際、経済学なんて学ぶ気にならなかったし、事実、今でも大してお金に執着がない。株などの投資はおろか貯金すらない。お小遣いもビビるくらい少ないけど満足している。

 

その僕が「経済学」を学ばねば!と大きく影響を受けた本がある。

それは田内学さんの著書「お金のむこうに人がいる」という経済学入門の本

 

この本をきっかけに立て続けに経済の本を数冊買ってしまったし、経済系のYouTubeを登録して動画をとにかく見漁った。

 

それでは、僕の持っている経済学の本を紹介します。(僕の購入順 評価はあくまで個人の感想です

 

「父が娘に語る経済の話」

 

おすすめ度 ★★☆☆☆

歴史や政治好きの僕としてはかなり面白く刺さった本。経済というより人類史に近いイメージで資本主義とは何か?というような構成。面白いが政治色が強い気がして、おすすめ度はやや低め。

 

 

「お金のむこうに人がいる」

 

おすすめ度 ★★★★★

マジでおすすめ!このブログを読むより100倍有益であり基本的にはこの本からの知識を中心にブログを書いてます。

 

「今さら聞けない 経済のキホンが2時間で全部頭に入る」

 

おすすめ度 ★☆☆☆☆

勉強商材感が強すぎて、勉強にはなるが辞書や辞典を読むような感覚なので「面白いか?面白くないか?」で言うと星ひとつ。

 

 

「東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった」

 

★★★☆☆

とても分かりやすく勉強になるし面白い。日本の学校教育に是非組み込んで欲しいと思う。

 

○ おすすめYouTube

僕が大ファンの森永康平さんのYouTube

 

めちゃくちゃ分かりやすい!そして、色んなゲストと多角的に経済を考えれるので面白い。森永さんは、今現在の円安から円高に移行していくことをずっと予言してた。(予言という表現は経済学素人の僕だからお許しを)個人的には『1人語り』の回が勉強になるので好き。

 

 

 

さてさて、この最強ラインナップの虎の威を借りて「金融リテラシーが皆無」な僕が経済についてドヤ顔で存分に語ろうと思います。

 

 

  お金のために働く人達へ

お金が何か分かってない

この言葉を聞いて「分かってるわ!」と、たくさんの人から突っ込まれますよね?

 

だって、“全ての人が”と言っても過言ではない程に、お金は「必要なモノ」であり「欲しているモノ」だと言えるから、分かっていない訳がないと思ってしまう。果たしてそうなのか?

 

それでは言わせてもらいたい。

全ての人が欲しているなら、大量に配ればいいんじゃない?たくさん、たくさん、印刷してさ。

 

そう言うときっと君は、こう返すだろう。

そんなことをしたら、お金の価値が無くなってしまうやん!?

 

おい、おい、おい。

「働きたくない」けど「お金が欲しい」と言っていた君が、、、まさか正論ブーメラン???

それでは更に追い討ちをかけよう。

それではなぜ?お金の価値が無くなるの?

 

君はどう答える?

たぶん君も、そして学ぶ前の僕も、なけなしの知識を振り絞り

お金が世の中に溢れるとお金は価値を失い、ハイパーインフレになってしまうやん」と答えるだろう。※ハイパーインフレって言ったら『ジンバブエ ドル』が記憶に新しいよね。最終的には「100兆ジンバブエドル」=「日本円で0.3円」の価値になったらしいよ。

 

そうなんだね。

そういえば…

つい最近まで「円安だ」って騒いでいたね。さらに今でも世間は「インフレだ!物価高だ!」って騒いでる。君の論理で言うなら「円の価値が低くなった」ってことは今、僕らの周りは円で溢れてるってことになるね。

 

そりゃキッシーも増税する言うよね!!

仕方ないね。そんなに円が溢れてるなら!

さぞ皆んなもお金が溢れて大変だろうな。

お金を急いで没収しなきゃね。

 

そして、、、

これも有名な話なんだけど…

 

どうやら日本には1000兆円の借金があるらしい。

 

こりゃ大変だ!国の一大事だ!

急いで回収するため増税しなきゃ!!

 

って…

 

あれ…?

 

どこに円が溢れてるの?

もし、お金が溢れているとして、お金があるのに何で借金だらけなの?

なんでそんなに借金あるのに日本は破綻しないの?

 

教えてよ!お金のために働く派の人達!!!

お金は全てを解決してくれるんじゃないの?!

 

この答えを知るにはもう少し先の話になる。

その前にひとつ…

 

「お金」と「働く人」

どっちが偉い????

 

  「お金」と「働く人」

何のために働くの?って聞いて

「お金のためです」って答えた人がこんなことを言ってたよ。

 


【パートスタッフとの会話(サービス業)】

僕「君はどんな店舗で働きたい?このお店がどうなったら良い店になるかな?」

 

スタッフ「シフトが自由なお店がいいです。そうすればもっと良い職場になると思います。だからもっともっとシフトに融通を効かせて欲しいです」


 僕は従業員教育を仕事としている。

その時にビジョンミーティングをするんです。

『あなたはどんなお店で働きたいですか?』って。


このスタッフの思い。確かにそうですね。気ままに働き、自由に休めるお店はサイコーですね。

 

僕はそのとき既に田内さんの「お金の向こうに人がいる」を読んでいたので、そのスタッフにその流れで、この質問を投げかけた。

 

★質問です★

"全ての人が日曜日に休むための準備として、ふさわしくないものは次のうちどれ?"

 

①平日のうちに学校の課題や宿題を終わらせておく

 

②平日のうちに洗濯や掃除などの家事を終わらせておく

 

③平日のうちにバイトや仕事をして使うお金を貯めておく

 

さて、答えは分かりますか?

ちなみにこの問題は著者の田内さんが多くの人に伝えたいと強く願っている質問。

 

さて、答えだけ先に伝えておきますね。

答えは③

 

なぜだか分かりますか?

 

この質問には「お金」と「働く人」の関係性の本質が詰まっている。

 

僕は先ほど述べた通り、サービス業の教育を専門とした仕事に従事している。だから昔は仕事として店頭に立っていた。

そんな時に悲しいかな…よくある風景。

 

「こっちは客やぞ!」

「申し訳ございません」

 

客である立場の人が、自分が神様だと強く信じており、全てを解決してくれる『お金様』という印籠をチラつかせ店員へ我が物顔で横柄な態度を取る。ここでの仮説は「お金」は「働く人」より『偉い』という定義が成立している。

 

確かに、君が喉から手が出るほど欲しいお金は「無敵のパワー」を秘めているから仕方がない。

なんなら頭を下げてでも欲しいシロモノだ!

 

さて、答えの解説に戻りましょう。

 

答えの③。シンプルに解説すると…

全員が休んだら、全てのお店や施設が閉まる。結果としてお金が使える場所がなくなるから、お金を貯めていても意味がない。

③の人は残念ながら必死に貯めた「お金」が日曜日になった瞬間に「紙切れ」に変わると言うこと。

 

この質問を「自由なシフトが良い」と言ったスタッフに何故したのか?

 

そう…

 

あなたの休みは「誰かの労働のお陰で成立している」ということ。

 

昔、お正月は全員休みだった。その時はみんなで前もって作ったお節を食べることで三が日を食い繋いだ。

 

食べるモノを溜め込み、自給自足する。

「誰もが自由に休める」とはそう言うこと。

 

あなたの望む理想郷は「自給自足する」もしくは「奴隷を従えて」はじめて成立する。

 

あなた自身、自分がもの凄い狂気的なことを言っているのだと自覚して欲しい。

 

さてそれでは、

「お金」と「働く人」はどっちが偉いか?

 

「お金」は「働く人」がいて始めて機能する。

だから、どちらが偉いとかは無くて経済の捉え方によって変わる。

 

どから、どちらにも感謝しなくてはならない。

「お金」にも「働く人」にも。

 

休むとき、お金を使うとき、働くときには「感謝」が必要であることを忘れてはならない。

 

頼むから人の事を考えず、無責任な言葉で『自由に休みたい』なんて言わないでくれ。感謝すべきはシフト作成者でも経営者でもない。共に働く仲間たちなのだ。

 

  お金の価値の作り方

この話をしておく必要がある。

お金の価値の作り方を。

 

★質問です★

日本中の人がお金を使い始めたのは、どうしてだろうか?

 

①金(きん)を交換することができたから

 

②税金を払わないといけないから

 

③日本銀行がその価値を保証しているから

 

先ほど「お金」と「働く人」の関係性を書いた。

働く人がいなければ、お金は成立しない。

でも、そもそも何故、お金に価値があるのか?

その答えがこのクイズに詰まっている。

 

著書「お金の向こうに人がいる」で大変面白い章がある。そのタイトルが『なぜ、ジャイアンが主催するリサイタルはいつも満員なのか?』このタイトルを読み解けばクイズの正解に辿り着く。

 

何故満員なのか?お分かりですよね?

答えは「参加しないと、殴られるから」です。

 

さてさて面白くなってきました。

 

元々、ジャイアンリサイタルのチケット自体に金銭的価値はありません。何故ならアニメの中で金銭のやり取りの描写がありませんからね。たぶん無料で配られてる。しかし、そのチケットが保証しているモノは歌声ではない。そのチケットには『殴られない』という価値がある。

 

それではもし、スネ夫がチケットを失くしたらどうなるだろう?

 

金持ちのスネ夫なら、誰かからチケットを買い取るハズだ。ここで金銭的価値が生まれた。だが、ここはコンプライアンスが生まれる。アニメでチケットの売買は描けない。(殴る描写はいいんかい!)そこで何が生まれる?

 

「お願いだ!何でも言うこと聞くからチケットを僕に譲ってくれ。でないとジャイアンに殴られる」

こうやってスネ夫は「肩揉みをさせられるかもしれない」し「宿題を代わりにやらされるかもしれない」

 

そう。ここで労働が生まれた。

 

さて、話を戻して正解をお伝えします。

正解は②の『税金を払わないといけないから』

 

税金を払わないと、ご存知の通り「逮捕」される。

みんなは逮捕されたくないから働く。

これがお金の価値のスタート。

納税にはお金が必要。だから納税するために「労働」を提供する。

 

衝撃的な答えだった。

みんな「逮捕されないために働いている」のだ。

これが原点であり真実。

資本主義は思ったより残酷だった。

※だから傾向として経済学者の中でも左派的思考やマルクス主義者は最終的に自給自足に行き着いた人が多い。(あくまで素人の個人的感想です)

 

しかし、ココでこのブログを終わってはならない。

なぜならば、働く理由は「逮捕されないため」は原点であり結論ではない。

 

もう1度言う。この国では「全ての人に生きる権利が与えられている」

 

  お金のルーツ

 

逮捕するためにお金を作り出したのか?

国にチカラを持たせ

お金を持つ者が権力を持ち

格差を生み出すためにお金は生み出されたのか?

悲劇を生むためにお金は生まれたのか…?

 

いや、、、実は少し違う。

 

ここでよく考えなければならない。

お金は偉かったですか?

いや…偉くなかったハズだ。

日曜日になれば紙クズへと変わるのがお金。

 

働いてくれる人へ感謝して渡すのがお金。

 

そう…ここでの問題は、

誰が逮捕してくれるの?

凶悪な犯罪者を逮捕するのは誰?

火事が起きたら命を懸けて火を消すのは誰?

災害が起きたとき助けに来てくれるのは誰?

 

そうなんです。

嫌なもの、怖いもの、汚いもの、危険なもの。

誰かがやらないといけないものをやってくれるのが

公務員なんです。

 

言葉を少し変えます。

儲からない事をやってくれるのが公務員なんです。

 

昔はお米が流通していた。

年貢という税金はお米だった。

だって食べれるもん。美味しいもん。

 

「食べれる」という誰もが認める価値。

それをみんなは欲しがった。

 

人は悲しい生き物で、、、

誰かが大切に育てたお米を欲しくて、

羨ましくて奪い合うんだよね。

だから守るために蔵を作った。

そして泥棒を捕まえるために門番を立てた。

作ってくれた人に、守ってくれる人に、

お米を分けた。

それが城になり、それが軍隊になり、それが集まり国になった。

お米を集めて再分配することで皆んなが協力して生きていくようになった。

 

お米は重い…どうしよう?

 

紙に変えた。

この紙が価値のあるモノだと、どうやったら信じてもらえる?

 

そこで出た結論が、、、

これを持ってないと「逮捕」する。

これがお金のルーツ

 

  お金とは…

 

でもなんか、やっぱり納得できない。

どう考えても「逮捕」することで権力が生まれているし、お金をたくさん持ってる人との格差が酷い。

 

協力するため

感謝するため

だからお金ができた

なんて偽善過ぎる。

 

お金は偉いだろ!?

そう思うのは仕方ない。

 

何故なら、そう思うあなたが集まり世界が回っているからだ。

 

お金持ちは何でお金持ちでいられるの?

これをちゃんと考えなければならない。

 

もし、全員に日曜日が来たら…お金は盗み放題。

だって捕まえてくれる人が休み。

守ってくれる人が休み。

だって働いてくれる人がいないから!

 

そろそろ、このブログもクライマックスに近づいてきましたね。

 

働いてくれる人がいるか?いないか?なんだけど、きっと大丈夫!だって…

あなたがお金に価値があると信じている限り、あなたは働いてくれる。

 

お金とは「未来に働いてくれるという約束」

 

「今度、働いてね」っていう約束する紙。

そして、それを信じれるか?信じれないか?それは

誰に労働の約束をしているか?が大事なんだ。

と言うことで…

 

ここで

「借金1000兆円ある日本が破綻しない理由」

「ハイパーインフレになる理由」

この2つの答えが出たね。

 

「借金があっても働いてくれると信用できるから」

「お金が多すぎて働きたく無い人だらけになった」

 

まず、借金1000兆ある問題。

これは誰に借りてるか?なんです。

先ほど答えが出たように「お金は未来に働いてくれる約束」なんですよね?

これが借金を外国にしていたなら、労働力が外国へと流れていく。要は「働いても報われない」ということ。そりゃ誰も働かなくなる。働かなければ、お金は機能しない。だが、日本の借金は日本で借りている。簡単に言えば、家族内でどれだけお金の貸し借りをしても、外でお金を使わなければ家からお金が無くならない。そして、家の中で労働が回る。むしろ貸してるお陰で家事を手伝ってくれて助かってる。ただ、それだけの話。

 

ハイパーインフレになる原因もそう。

外国にお金を使うためにお金を印刷したら労働が外国に流れてお金の価値を失い紙クズになる。

 

日本は破綻しないし、長期に積極財政を進めてきたがハイパーインフレにもならない。

 

なのに、なぜ?こんなにも円安で騒いだの??

さぁ、最終章です。

 

  経済学から学べること


最後に「幸福論」というタイトルの伏線回収をしなければなりません。

 

「働くこと」とは「いきいきと生活するため」と言ったのか?


それは「働く価値」

 

あなたはエアマックス95というスニーカーを知っていますか?僕が高校生のときに30万円で売られていた靴です。

 

また、2020年の6月頃。マスクが1箱5000円で売られていたのは記憶に新しいのでは?

 

残念ながら僕にはその両方に価値が見出せず、エアマックスもマスクも買ったことがありません。

妻に怒られて渋々、布のマスクを着けたりしましたが…当時、着ける必要性が皆無で買うのが馬鹿らしくてアベノマスクとか着けていましたね。(※当時の感染者は人口の0.001%。普通に生きていて感染者に出会う方が難しいのに、感染予防で着ける?いやいや、マスクはうつさない為であり、予防にはならない。今の感染力の強くて無症状患者が多いオミクロンと状況が全く違っていた)

 

はい。僕にとってマスクもスニーカーも価値はほぼありません。


でも妻は当時、流行りに乗ってスニーカーも持っていたみたいです。2020も流行りに乗ってマスクを必死に買っていましたね。

 

ただ本当の価値はどうなんだろう?

 

いましている話は「流行」に騙された?騙されていないか?なんて話ではない。

あなた自身が思う「価値」を純粋に問うている。

流行に乗ることがステータスとあなたが思うなら、そこに「価値」は存在する。

あなたが5000円のマスクを買ったおかげで、あの時に感染しなかったと納得していれば「価値」があるのかも知れない。


ただ、思い出して欲しいのがお金とは「未来に働いてくれるという約束」であること。

 

あなたが交わした「労働の約束」はどこで使われているだろう。そして、あなたが手にした「物」や「サービス」は役割を果たしているだろうか?

 

残念ながら今、マスクは100円程度でスニーカーは20000円程度。


最後に大事なキーワードを渡しておきたい。

それは「効用


『効用』とは・・・精神的な価値観・幸せ・満足度のようなものです。 経済学の世界では1円当たりの効用は、「その人が それ以前に 所有していた富や幸せの量と 反比例する 」と言われています。


レガシーという言葉が、一時期流行った。

小池百合子という政治家がオリンピックの設備建設時に言った言葉。


未来に残る遺産を作ることが出来るか?


こんな事を聞いたことがないですか?

オリンピックの経済効果は開催前にある。

何が言いたいかというと、本当の経済効果は観光客が落とすお金でなく、建設などの都市開発に使われた1兆円を越えるお金を指しているということ。


確かにその都市開発の建設費が流れ、色々な会社が潤っただろう。掛けたお金分の経済効果が生まれたハズ…??


しかし、ここを間違えてはいけない。

その労働は何に使われたのか?


将来使われることのない意味のない建物に使われたとしたら、次はその意味なく使われたお金で、未来に誰かが働かなければならない


何度でも言う。お金とは未来に働いてもらう約束。

お金は全てを解決しない。

解決するのは『働く人』なんです。


老後問題は貯金で解決するのか?

しない!!

だって全員が貯金を持っても『働く人』がいない。


私たちに大切なのは『効用』。

『意味のある働き方』と『意味のある人生』


あなたが生み出す「サービス」「商品」は、人に感動を与え、未来にイキイキと働く人を生み出すモノでなければならない。


経済学から学べる幸福論。

それは互いが助け合い感謝し合える社会を作ることが人間が目指した世界であるということ。


いやいやなら働く必要はない。

意味の無い、感謝もない、労働は負の遺産にしかならないのなら家でYouTubeを見ていて欲しい。


ただ、一緒に最高のパフォーマンスで人の心を動かす仕事をしてみないかい?

きっとその先には最高の幸せが待っている。