今年のTV番組より~①[フルーツ宅配便] | 令和の今、飯島愛さんのブログに出逢ってしまった私は..........

令和の今、飯島愛さんのブログに出逢ってしまった私は..........

遅ればせながら故・飯島愛さんに魅せられてしまい、誰かに伝えたくなったのが動機です。でも自分の拙い表現力だけではとてもムリ。
そこで、彼女に関する資料(ウェブ・書籍等)のうち、特にイイネと思ったもの・印象に残ったものを独断で引用・紹介していきます。

飯島愛さんのブログ、

[飯島愛のポルノ・ホスピタル]

に関する記事を読みたい方は、

 

2019年(11/4)・(11/21)、(11/22)~(12/8) の

拙ブログ記事で

紹介・引用しておりますので、

そちらを参照してください。

 

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さて、

前回の記事で、

飯島愛さんのブログ記事の紹介に関しては、

一応の区切りはついたと思う。

 

 

今回から少し、閑話休題ということで、

まったく異なる話題を採り上げてみたい。

 

 

私的に、

今年(2019年)見たTV番組を振り返ったとき、

たまたま性に関連したものが3つ、

印象に残った。

 

その3つを見終えたときに、

共通して抱いた思いが有る。

 

それは、

もし飯島愛さんが、

この番組を見たら、

いったい、なんて言うのかなぁ。。

という思いだ。

(天国からor.存命なら。どちらでも)

 

今回急いでそれらを採り上げようと思ったのは、

3本とも今年見た番組なので、

今年のうちに紹介しておきたいという理由と、

番組の印象が薄れないうちに、という理由からだ。

 

あらかじめ、書いておきたいことが。。。

今の私は基本的に生のテレビ視聴はほとんどしない。

10年位前にBDレコーダーを使うようになってから、

気に入った番組・面白そうな番組を録画予約して、

見たい時に見るスタイルが私的に定着したからだ。

加えて近年は、

ニュースも動画もネットで見ることが多くなり、

一方的に情報を流し続けるテレビ放送に対して、

より選別が厳しくなりシビアに接するようになった。

だから、

昔の様に、何となくダラダラTVを「ながら見」するとか、

点けっぱなしにするとか、そういうメリハリのない見方は

今はめったにしない。

その結果、好きな番組でも放送する曜日・時間を覚えていないし、

テレビCMの視聴を強いられることも、今はほとんど無い。

私的に今は、そういう状況なのだという事は一応、伝えておく。

 

本来のブログの主旨からは脱線している。

 

これから私が紹介するTV番組についても、

生前の飯島愛さんとは、何の関係も無い話題で恐縮なのだが、

どうか、ご容赦くださいまし。。。

少しだけ話を膨らましますです。。。ハイ。

(;^ω^)

では、

まず、1本目から。

 

①「フルーツ宅配便」(テレビ東京 全12話 1/12~3/30 放送)

 ことし正月の金曜深夜、たまたま眠れずに、何となくつけたテレビで、

第一話に見入ってしまったのがきっかけ。

 さまざまな職種・業界を紹介し見学できる、いわば、

「職業紹介モノ」(私が勝手にそう呼んでるだけ)のドラマは、

今まで多々あったと思うが、

それが、とうとう、ここまで来たか、という印象を私に持たせた作品。

 

この作品を見るまで私は、「デリヘル」というコトバも知らなかったし、

そういう性風俗サービス業の業務形態がある事すら知らなかった。。。

私が昔、

見聞きしたことがある ff(^-^;;)

「ファッションヘルス」や「イメクラ」の、

出張版サービスなのだと理解はできた。

(それにしてもイメクラはまだしも、

ファッションヘルスっていう業務形態のネーミングは、

いったい何やねん!って思うのは私だけ?)

 

サービスしてくれる女の子を「出前」するから、「デリバリー」で、

それに「ファッションヘルス」の後ろをくっつけたのか。。。

奇妙な造語だな。.。。

(^-^;;)

 

で、

肝心の番組の中身、

配役・舞台背景・あらまし等はまず、

以下のリンク先を参照してくださいまし。

 

・テレ東番組公式ページ

https://www.tv-tokyo.co.jp/fruits/?cx_search=program

・ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E5%AE%85%E9%85%8D%E4%BE%BF

・YouTube

 

 

 

 

この番組の私の所見をごく簡単に書かせてもらう。

 

(ネタバレになるのであえて具体的な表現はしないが。。)

 

「性風俗業界に携わる人々の日常を描くことで、

誰もが持ちうる様々な感情や生き様を、浮き彫りにした作品」

 

騙す 脅す 拉致する ずる賢い奴ら 掟を破る 裏切り 恐怖 DV 弱みを握る 

嫉妬・妬み 憎しみ 許せない奴ら 凌辱を受ける 捨てられる 絶望 不幸のどん底 。。。

 

差別 侮辱 罵り 悔しさ 惨め 悲しさ 恥ずかしい思い バツの悪さ 世間体 ミエ・体裁 

 

女と男 いろんな欲望  障害 極度の劣等感 愚かさ 人には言えない悩み 

 

誘惑 魔力 勘違い 自分の弱さ 心の傷 切なさ 同情 無力感 何のために 

 

逞しく生きる 本気 やりがい 成長 覚悟 立ち向かう勇気 実力行使 脱出 目には目を

 

純真 小さな幸福 無邪気な笑顔 思いやり 人として 希望 信じること

 

 

これまでは、興味本位・アングラ的な側面ばかりが強調されがちで、

世間一般からもぞんざいに扱われてきた性風俗業界。

そんな業界の日常にスポットを当て、

基本コミカルに明るく、時にシリアスに、時に切なく苦しく描いている。

 

ドラマのテイストとしては、スマートさやテクニカル・トリッキーな部分が少なく、

ベタな感じを受けることが多い。

回によっては、描かれているストーリーや状況が、

野暮でベタすぎて、正直、共感できない部分もある。

ドラマという制約もあるから、本職の方が見たら、ツッコミどころ満載かも知れない。

でも、小細工が少ない分、

骨太なメッセージみたいなものはストレートに伝わるし、分かりやすい。

 

ほめ言葉を付け加えると、

実力派揃いの制作陣が、遊び心と余裕を持ちつつ、

あえてB級かつベタで野暮でチープなテイストに落とし込むことで、

ドラマの背景にかえって奥行きを与えている様な気がする。。。。

また、

全12話を振り返った時、

特筆すべきは10話辺りからの、ラスト3話での展開力。

グイグイ引き込まれた。さすがだなと思った。

 

いかがだろうか。

 

飯島愛さんがかつて所属したAV業界とは違う世界の出来事だが、

「お金のために仕方なく」

「女性であることを売り物にした」

という点も加えると、似たような境遇を経てきており、

かなり共通する要素が有るのではないか?

 

もし彼女が存命で、このドラマを見たならば、

 

彼女なりのコトバで、説得力や重みのあるコメントを残していたに違いない。。。

 

ぜひぜひ聞いてみたかった。。

 

そう思うのは私だけなんだろうか?

 

 

 

ちなみに

このドラマで店のオーナー役を演じる松尾スズキさん、

実は、飯島愛さんと面識がある。。。

 

(彼本人は忘れているかもしれないが)

 

たしかポルノ・ホスピタルの中のどこかに書いてあった。

 

金スマで親交のあった大竹しのぶさんの舞台を見に、

愛さんが訪れた時のこと。

劇のタイトルは確か、

「女教師は2度抱かれた」~~こんな風な名前だったと思う。

観劇後の感想などを、愛さんは自身のブログで語っていたが、

そこで共演の松尾スズキさんについても触れており、

「どっちが苗字なの?」みたいなことを述べていたと思う。

 

観劇後、

礼儀正しい愛さんは、主だった俳優さん・スタッフの方々に

簡単な挨拶は済ませているはずなのだ。。。