【続き】


良かれと思って言ったことが


あとから考えると、


すべて余計なことだった。





私は、良かれと思って、一生懸命


息子にアドバイスしていたのです。





ああした方がいいよ、こうしない方がいいよ、





それが、息子のため、息子の将来のため、


息子を心配しての、


我が子を思っての、


愛情ある言葉、だと思っていました。





ネガティブな言葉ではないし、


子供に悪い影響があるとは


思っていませんでした。





ところが、それは、


息子を幼児扱いしている、


息子を信頼していない、


息子を過小評価している、


そんな言葉なのだ、


ということに、やっと気づきました。






私は、息子が不登校になっても、


私自身は、「良い母親」をしていると


思っていました(恥💦)






不登校の原因が、


息子のエネルギー低下にあるとしたら、




それは、


部活やクラスや担任も含めて学校のせい、

怒鳴って怒って息子を傷つけた夫のせい、

家庭環境を悪化させた義父のせい、


だと思っていたのに…





私も息子のエネルギーを低下させていたのか…




育児本や母親ノート法などを読んで、


勉強したつもりだったのに、


分かったつもりになっていただけなんだ…






自分を過小評価する相手のことを


誰が信頼するだろうか、


そんなことにも、


私は思い至らなかった…





私は、私の持っている知識を


全て息子に教えようとしていました。


それが私の努めだと思っていました。


しかし、そんなことを


息子は必要としていなかったのです。




私の子育てにおける役割りは、


息子に言葉で教える、というものではなく、


もっと違うものだ、ということが


やっと分かって来ました。





私は、息子にとって指導者や教師や師匠では


ないのてす。


私は、子育ての意味を履き違えていました。




子育てとは、


サポートと応援と信頼


だということに、やっと気づいたのです。







良かれと思って言うことは


全てやめようと決めました。





息子がネガティブなことを言っても、


うんうん、と聴いてあげよう。




それは違う!


と、反論したくなったら、ともかく黙る!




余計なことは言わないように、


うんうん、と聞き役に徹しよう!







そう決心したのに…


とても難しかったです。


失敗もたくさんあります。


6割できたかなぁ〜、という感じですが、


効果は大きかったです。






(過去の投稿を編集して再投稿しています。)



【続く】

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