【続き】


個別ガイダンス・健康診断の数日後に、


校内の相談室で、初めて


スクールカウンセラーと面談しました。





カウンセリングは、


生徒だけでも親子でも受けられますが、


その頃は、私だけで受けていました。




まず、不登校のきっかけと思われる


クラス替えや部活について話しました。




スクールカウンセラーは、


息子は、前担任のことをどう思っているのか、


「お母さんはどう思いますか?」


と聞いて来ました。




息子は、自分を気にかけてもらえなかったことに


がっかりしているが、前担任のことは


嫌いではない、と思う、


以前は好きな先生だった、と答えました。





暴れたり、ネガティブ発言があったことを


相談すると、




思春期にはよくある行動で、


まだ、そんなにエスカレートしていない、


まだ様子を見る段階だと思う、


と言われました。




そして、息子のメンタルも含めて、健康管理に、


うちの近所の小児科医を勧められました。





それから、見守り方には、距離間も重要


と言われました。




具体的には何も言われませんでしたが、


確かに、息子のネガティブ発言は、


私の方から距離を縮めた時に


発せられています。




個別のガイダンス・健康診断のあとに、


大暴れした、あの時、息子は、


自分の不甲斐なさに苛立ったのだろう、


新担任にイイトコを見せられない自分が


情けなかったのだろう。




そんな、自分で乗り越えなくてはならない感情を


爆発させている時に、


過干渉な母親がオヤツを持って


ノコノコ現れるわけですから、


イライラも最高潮で、


ネガティブ発言満載です。


愚かな母親は、絶好のギャラリーになる(泣)





スクールカウンセラーのヒントで、


息子が、私のサポートを必要としている時と


1人で乗り越えなければならない時 を見極める、


という難しい判断をしなければならないのか


と考えさせられました。




息子との付き合い方を見直す


良い機会になりました。





そして、私の介護同居生活のことを


吐き出させてもらいました。



その頃の私には、


介護のこと、義父のこと、夫のことを


吐き出すことが、精神衛生上最も効果が


あるなと思いました(恥💦)




それまで誰にも言えなかった不満を吐き出して、


やっと、息子の不登校と、向き合う心の準備が


できたように思います。




私は不満を溜め込んでしまう性質だな


と改めて実感しました。



息子も同じだろう、溜め込んで溜め込んで、


もう無理!となった状態が「不登校」なのだ。





それ以降、スクールカウンセラーには、


その時の私の生活が、とにかく大変だったことを


ずいぶん聴いてもらいました。






(過去の投稿に加筆編集して再投稿しています。)




【続く】