年収交渉 (1)
はかたのようなエージェントの仕事として、
Candidateの皆さんに代わって年収交渉を
させていただくことの大事さを、最近とても強く感じています。
Yさんは、現役のITコンサルタント。
年収は800万円です。
コンサルティングという立場で企業の業務プロセス改善を
行う立場から、より主体的に動ける立場、すなわち
事業会社への転職を希望していました。
できれば、「経営企画」というポジションで。
とあるグローバル企業から声がかかり、
まずは業務プロセス改革と情報システムのリプレースを、
そしてゆくゆくは経営企画的なポジションで活躍して欲しい
というオファーを、Yさんは受けたのです。
Yさんの希望ズバリのポジションではなかったものの、
同社のディレクターの方の人柄にすっかり魅了されてしまい
彼としてもぜひ入社したいと考えるようになりました。
そんな時、同社のディレクターからはかたにTELが入りました。
ディレクター:「Yさんのこと、ぜひ採用したいんだけど
彼年収いくらぐらい希望してるのかな?」
はかた:「うーん、現状維持かそれ以上を期待してるようですよ」
D:「そうだよねー」
は:「そうなんです・・・ なんかマズいことでも・・・?」
D: 「うちの給与テーブルだとさー、650万円とかになっちゃうんだよ」
は:「はぁ・・・(そ、それはちょっと下がりすぎだよ・・・おいおい
そんな金額Yさんに言えないよ)」
D: 「でもね、僕は彼を採用したいから、とにかく頑張って700万以上、
ここだけの話だけど750万円までなんとかしようと思ってるんだよ」
は:「そ、そんなにしていただいちゃって大丈夫なんですか!?
(とはいえ、まだ50万円開きがあるんですけど・・・)」
D: 「確かにね、社内じゃ大ブーイングなんだけどさ。
後のことは僕がなんとかするつもりだし。
それよりね、50万下がっても来てくれるかな?」
は:「あ、いやー、そのー、もちろん給料だけじゃないとはいえ、
うーん・・・
『なんとかなりませんか???』」
D: 「Yさんってそんなにお金に固執する人なの?
彼はできる人だと思うけど、ある意味キャリアチェンジでしょ?
コンサル時代の給料から下がったって仕方ないじゃない?
もちろん、彼の気持ちはわかるけどさ(ため息)」
は:「(わかるんならなんとかしてくれよー)
ちょ、ちょっと待ってください。
彼はぜんぜんそんな人じゃないですよ。
お金だけで動く人じゃないですから、彼は。
今回の業務に期待もしてますし、なにより
Dさん(ディレクターさん)と働くのをすごく
楽しみにしてるんですから!!!」
D:「(まんざらでもない感じで)そっかー。
やっぱいい子だねー。
あのね、これはここだけの話だけど、
来年には絶対マネジャーに昇進させるつもりで、
そうしたら給料は現状よりもずっと上げて
あげられると思うんだよ。
だからさー」
は:「(マジ?マジですね!!??)
それって、それだけYさんの評価をしてくださってる
ってことですよね。」
D: 「もちろんだよ」
は:「だったらお金の話じゃなくて、Dさんがそれだけ
Yさんを高く評価しているってことや、この先も
どんどん大きな仕事を任せていきたいって思いを
伝えてもいいですか。
というより、そういう思いをDさんからぜひ
Yさんに伝えて欲しいんですけど。
その後、僕が年俸についてお伝えしますよ。
みんな条件だけで転職するわけじゃないんですから。」
D: 「そうなのかなー。
ま、はかたさんがそう言うのなら僕からYさんに伝えてみるよ」
は:「お願いします!」
で、その後はかたとYさんの間では、それこそギリギリの
会話があったわけですが、それはここでは割愛して
結論だけお伝えすると、
「Yさんはこの会社を選びました」。
読み返してみると、「年収の交渉」にはなってないんですが
(つまり年収を上げてはいませんので・・・)、
もしもこれを双方が面と向かって話し合ったら、
結構もつれたんじゃないかなと想像しています。
はかたは「交渉人」というより
「緩衝材」?
Candidateの皆さんに代わって年収交渉を
させていただくことの大事さを、最近とても強く感じています。
Yさんは、現役のITコンサルタント。
年収は800万円です。
コンサルティングという立場で企業の業務プロセス改善を
行う立場から、より主体的に動ける立場、すなわち
事業会社への転職を希望していました。
できれば、「経営企画」というポジションで。
とあるグローバル企業から声がかかり、
まずは業務プロセス改革と情報システムのリプレースを、
そしてゆくゆくは経営企画的なポジションで活躍して欲しい
というオファーを、Yさんは受けたのです。
Yさんの希望ズバリのポジションではなかったものの、
同社のディレクターの方の人柄にすっかり魅了されてしまい
彼としてもぜひ入社したいと考えるようになりました。
そんな時、同社のディレクターからはかたにTELが入りました。
ディレクター:「Yさんのこと、ぜひ採用したいんだけど
彼年収いくらぐらい希望してるのかな?」
はかた:「うーん、現状維持かそれ以上を期待してるようですよ」
D:「そうだよねー」
は:「そうなんです・・・ なんかマズいことでも・・・?」
D: 「うちの給与テーブルだとさー、650万円とかになっちゃうんだよ」
は:「はぁ・・・(そ、それはちょっと下がりすぎだよ・・・おいおい
そんな金額Yさんに言えないよ)」
D: 「でもね、僕は彼を採用したいから、とにかく頑張って700万以上、
ここだけの話だけど750万円までなんとかしようと思ってるんだよ」
は:「そ、そんなにしていただいちゃって大丈夫なんですか!?
(とはいえ、まだ50万円開きがあるんですけど・・・)」
D: 「確かにね、社内じゃ大ブーイングなんだけどさ。
後のことは僕がなんとかするつもりだし。
それよりね、50万下がっても来てくれるかな?」
は:「あ、いやー、そのー、もちろん給料だけじゃないとはいえ、
うーん・・・
『なんとかなりませんか???』」
D: 「Yさんってそんなにお金に固執する人なの?
彼はできる人だと思うけど、ある意味キャリアチェンジでしょ?
コンサル時代の給料から下がったって仕方ないじゃない?
もちろん、彼の気持ちはわかるけどさ(ため息)」
は:「(わかるんならなんとかしてくれよー)
ちょ、ちょっと待ってください。
彼はぜんぜんそんな人じゃないですよ。
お金だけで動く人じゃないですから、彼は。
今回の業務に期待もしてますし、なにより
Dさん(ディレクターさん)と働くのをすごく
楽しみにしてるんですから!!!」
D:「(まんざらでもない感じで)そっかー。
やっぱいい子だねー。
あのね、これはここだけの話だけど、
来年には絶対マネジャーに昇進させるつもりで、
そうしたら給料は現状よりもずっと上げて
あげられると思うんだよ。
だからさー」
は:「(マジ?マジですね!!??)
それって、それだけYさんの評価をしてくださってる
ってことですよね。」
D: 「もちろんだよ」
は:「だったらお金の話じゃなくて、Dさんがそれだけ
Yさんを高く評価しているってことや、この先も
どんどん大きな仕事を任せていきたいって思いを
伝えてもいいですか。
というより、そういう思いをDさんからぜひ
Yさんに伝えて欲しいんですけど。
その後、僕が年俸についてお伝えしますよ。
みんな条件だけで転職するわけじゃないんですから。」
D: 「そうなのかなー。
ま、はかたさんがそう言うのなら僕からYさんに伝えてみるよ」
は:「お願いします!」
で、その後はかたとYさんの間では、それこそギリギリの
会話があったわけですが、それはここでは割愛して
結論だけお伝えすると、
「Yさんはこの会社を選びました」。
読み返してみると、「年収の交渉」にはなってないんですが
(つまり年収を上げてはいませんので・・・)、
もしもこれを双方が面と向かって話し合ったら、
結構もつれたんじゃないかなと想像しています。
はかたは「交渉人」というより
「緩衝材」?