『人材エージェント』 本音で話します!? -32ページ目

日経新聞の記事 ~転職して想定外だったこと~ その2

前回に引き続き、先週土曜日のNIKKEI プラス1の記事の話です。


この記事、意外なほど読んでいる方が多いらしく、各地で話題になっていました。

そもそもランキングものって人間の好奇心をくすぐるのでしょうし、

ましてや日ごろは「おすすめのお花見スポット」だの「泊まってみたいホテル」だの

どちらかというとライフスタイル系のランキングが多い中、特に今回はその意外性も含めて

注目を集めたのかもしれませんね。


で。

気になるランキングをまたもいくつか・・・


『4位 事前説明にあった仕事に加え、別な業務も任される』


これはきっと、「想定外だけどうれしい出来事」ということなんでしょうね。

それだけ期待されているということだし、ひょっとすると事前の期待以上の

実力の持ち主だという評価を得たからこそ、別の業務も任されたわけですからね。


万が一、「ありがたくない想定外な出来事」と解釈している方がいるようでしたら、

はかたの考えるように前向きに理解してみてはいかがでしょうか。



4位と似ているけど、ちょっと違うのが7位。


『7位 事前説明にあった業務内容と実際の仕事内容が違う』


これは、はかたのような転職支援の仕事をしていると本当によく

お聞きする話です。



こうした事態が起こるのには3つの原因がある、

とはかたは分析しています。


1. 企業側が採用時に職務内容を詳細化できていない場合


たとえば、「総務の仕事です」

と、ざっくり伝えたものの

そこには

「社員運動会の準備」から

「採用業務」、そして

「取締役会の運営」まで、それこそ幅広い業務が含まれているのに

面接担当者がそのあたりを把握していない、といったケース


2. 本当の業務内容を赤裸々に話してしまうと

求職者が辞退するのではないかと恐れ

耳障りの良い内容に(つい)脚色してしまう


たとえば、

ホントはバリバリ新規開拓営業なのに、


「営業というよりご案内に近いお仕事です」

とキレイな言葉に変えてみたり、


「みんな張り切ってやってます」

と、「みんながやれるんだから君もやれるよ」的な

わが国固有の精神論で逃げを打つ、といったケース




3. あたかも自分の望む仕事に近いかのごとく

求職者がご自身のアタマの中で(自動的に)脚色してしまう

たとえば、「多少は営業的な仕事もありますよ」の

『多少』を

「ほんのちょっと」

解釈したものの、

実は

「だいぶ」

という意味だったことに入社後気づいてしまう、といったケース



かなりデフォルメした例を挙げてしまいましたが、

原因の分析は意外と核心を突いている、とわれながら関心しています。



今回のランキングの分析は、なかなか面白いですね。


もう1回ぐらい書いてみたくなってきました。


(ランキングの出典は"2006年9月30日付 日本経済新聞 NIKKEIプラス1"からでした。)