3.11:エネルギー戦略会議:4号機の未使用燃料::イマイチ、何だかな~、の例2つ。 | 端事些事のブログ

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3.11:エネルギー戦略会議:4号機の未使用燃料::イマイチ、何だかな~、の例2つ。


何だかな~、の例が、2つ。

エネルギー戦略会議:「国民の過半は脱原発依存を希望」(毎日新聞 2012年08月28日 20時57分)
 東京電力福島第1原発事故を受けた新たな「エネルギー・環境戦略」策定に関する国民の意見を検証する政府の専門家会議は28日、「少なくとも過半の国民は原発に依存しない社会の実現を望んでいる」との検証結果をまとめた。一方で検証は脱原発の時期や実現可能性について「意見が分かれている」と分析。政府が2030年の原発比率で三つの選択肢(「0%」「15%」「20?25%」)を示したことについて「国民は(原発など)各電源の割合よりも、どういう経済社会を築くかに関心が高い」と、国の将来像を示すよう注文した。

 政府はこの検証も踏まえ、9月上旬にも脱原発依存の目標を盛り込んだ新戦略を決めたい考え。古川元久国家戦略担当相は会議後、「政治の責任で戦略を定める」と語ったが、脱原発の実現可能性などを判断できる材料が十分提供されない中、国民が納得できる内容になるかは不透明だ。

 検証結果は、政府が募集したパブリックコメント(意見公募)で原発ゼロを支持する意見が9割近くに達した要因として「原子力に関する政策決定のあり方への不信、原発への不安が極めて大きい」と分析。2030年までに原発ゼロを実現することについては「調査にもよるが半数程度の国民が何らかの懸念を有している」との見方を示した。その上で原発の安全性確保や核燃料サイクルの問題など論点を提示。「政府が(安全性や経済への影響など国民の)懸念に真摯(しんし)に向き合い、現実的な解を示していくことが必要だ」とした。

例えば、まず、

/*「国民の過半は脱原発依存を希望」*/ のところだけど、

殆どの国民は、既に原発に依存していない

客観的には、原発は存在しているが、早急な廃炉を待つだけだ。

”殆どの国民は、脱原発依存は、もう済んでいる。依存しているのは「むら」だけ。”が正解だろう。


次の、例は、

/*脱原発の実現可能性などを判断できる材料が十分提供されない中、国民が納得できる内容になるかは不透明*/

これも、

”この夏において、脱原発の実現可能性は既に実証された” なおかつ

”原発については、将来的に安全に運営できる判断材料が十分提供されない”

従って、早急に、廃炉段階へ進むべき。

なら現状に合っていると思う。


どーも、この「専門家」はXXっぽい。


福島第1原発:4号機の未使用燃料1本、腐食や変形なし(毎日新聞 2012年08月28日 20時23分)
 東京電力は28日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから7月下旬に試験的に取り出した未使用の燃料集合体2本のうち1本の写真を公表。調査の結果、目立った腐食や変形はなかったと発表した。

 東電によると、集合体を分解した際に、燃料棒を束ねる金属部分から最大約2センチの小石が10個程度見つかった。建屋が水素爆発した際に混入したとみられる。小石の放射線量は毎時1ミリシーベルト。燃料を調べた作業員の被ばく線量は最大で0.2ミリシーベルトだった。

 29日にはもう1本の燃料も調べる予定。今回の調査結果は、本格的な燃料回収の際に生かされるという。

これも、おかしな論点だ。

俺的には素人だが、

そもそも、現時点で、目立った腐食や変形があったり、漏れているような燃料集合体を引き上げる訳が無いし、危なくて引き上げられないだろう。

それに、問題は、目立った腐食や変形があったり、漏れているような燃料集合体をどうするか、じゃないのか?