テンバガーを見つけるための13の要素

注目度が低い銘柄

①おもしろみのない社名

②代わり映えしない業容

③分離独立した会社

④機関投資家が保有しない銘柄数

⑤感心しない業種

⑥悪い噂の出ている会社

⑦気の滅入る会社

成長しやすい銘柄

⑧無成長産業

⑨ニッチ産業

⑩買い続けなければならない商品

⑪テクノロジーを使う側

自社に自信のある銘柄

⑫インサイダーの買う株

⑬自社株の買い戻し


企業のストーリーを組み立てる これらを自問自答してみる

①低成長株 配当が増えているか

②優良株 割安か、成長性があるか

③資産株 資産はどのくらいあるか

④急成長株 何年先まで成長を保てるか

⑤市況関連株 コストを削減しているか、得意な事業が伸びているか

⑥業績回復株 業界の景気は堅調か、主力商品が伸び悩んでいないか


投資スタイルの再確認

①どれだけの資金で投資するか

なくなっても支障のないお金で投資するのが鉄則

②いつまで投資をするのか

5年ほどは保有する中・長期投資が鉄則

テンバガー達成には短くても1年、最長10年ほど時間が必要


リンチの銘柄選択の手順

①めぼしい銘柄を見つける

②銘柄について調査する

③ストーリーを組み立てる

④ストーリーを要約する


銘柄の売買タイミングの原則

「なぜ買ったかの根拠を明確にしてから買う

保有し続ける根拠がなくなった時に売ればよい」


貸借対照表の読み方

資産

負債

 流動資産

 流動負債

 固定資産

 固定負債




純資産

 株主資本

流動資産:1年以内に現金にできる資産

固定資産:換金するのに1年以上かかる資産

流動負債:1年以内に返済する負債

固定負債:返済まで1年以上ある負債


・流動負債よりも現金預金が多ければ無視

・株主資本が75%、固定負債が25%となれば健全な財務といえる。

・ネットキャッシュが多いほど「蓄え」がある健全な状態

ネットキャッシュは、会社が保有している「会社の価値」と考えることができる。

ネットキャッシュの値は

貸借対照表の現金預金+有価証券-有利子負債

or

四季報のキャッシュフロー欄の現金等-有利子負債

(ネットキャッシュ=現金預金+有価証券-有利子負債)

(企業のお金持ち度合いを表す指標のひとつ)

現在株価-1株あたりのネットキャッシュ(ネットキャッシュ/発行済株式数)の額が小さいほど割安

個人投資家

・保有銘柄は5銘柄以内が目安

・動向を追う銘柄は8〜12銘柄が目安