先週、カムカムエブリバディが終わりましたね。
ラスト1か月あたりは本当にスリリングで感動的なストーリーでした。

「伏線回収」というよりは、「布石を拾い上げていく」という表現が似合っているような。
色んな所に撒かれ散らばっていた石を、
最後1か月(特にラスト1週間)で次々に拾い上げていく脚本は本当に秀逸でした。

朝ドラ史上初と言われる、3人ヒロインでないと出来ない展開で、
3世代のヒロインをつないだストーリーだからこそ、
こうやって僕たちが令和を生きていることは当然なことではなく、
親世代、祖父母世代、さらにもっと上の世代の色んな縁やタイミングや努力、行動があることなのだなと感じました。
明治~昭和を生きて、空襲で亡くなってしまった安子の母しずにも希望や葛藤があっただろうし、
これからの時代を生きていく、桃太郎の息子である剣のストーリーも想像したくなるような。

脚本家の藤本有紀さんにこれからも注目していきたいです。

そして深津絵里さんの演技も最高でした。
アニーさんが自分が安子だと語るラジオのシーン、
クリスマスライブでステージで歌い上げるところから、ステージを降りて安子に抱き着くシーン、
本当に良かったです。

さて、ひなたみたいにラジオ英会話を毎日聴いて、
いつか英語を話せるようになることを夢見ます。
I drink a beer today!Please cold beer!

 

 

ドラマについて書いた過去記事です。

2022年春ドラマ 気になっている作品3選+5選 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)
2021年個人的ドラマ10選 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)
2020年 個人的ドラマ10選 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)

【2022年春ドラマ 気になる作品】
2022年の春ドラマも始まってきましたね。
個人的に気になっているものを書いていきます。

『インビジブル』
TBS/金22
2022/4/15(金)スタート
出演:高橋一生、柴咲コウ
刑事と犯罪コーディネーターという正義と悪が手を組んで、
犯人逮捕を目指すストーリー。
脚本はいずみ吉紘(仰げば尊し、集団左遷!!)さんのオリジナルストーリー。
何より惹かれるのが、高橋一生さんと柴咲コウさんがバディを組むというところ。
そう、『女城主直虎』の井伊直虎と小野政次のコンビです。
あの二人の関係がどう変化していくのか、
そしてどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみです。



『元彼の遺言状』
フジ/月21
2022/4/11(月)スタート
出演:綾瀬はるか、大泉洋、生田斗真
原作は新川帆立さんの同名小説。「第19回『このミステリーがすごい!』大賞」の大賞を受賞小説。
弁護士の剣持麗子(綾瀬はるかさん)の元彼である森田栄治(生田斗真さん)が亡くなります。
その栄治の遺書には「遺産の一部を自分を殺した犯人にあげる」と書かれてました。
その内容を知った篠田敬太郎(大泉洋)は剣持に「自分を犯人にして遺産を手に入れたい」と相談をする
というところから始まるストーリー。
手に入る遺産は150億。
そのお金を巡って、親族やら色々な人間が複雑に絡み合ってくるのだろうなと思います。
1話見ましたが、場面切替の演出もとても面白くて、スピード感をもって見れるドラマになりそうです。
『天国と地獄』に引き続き、竹を割ったような性格の綾瀬はるかさんの演技も良いです。



『悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』
日テレ/水22
2022/4/13(水)スタート
出演:今田美桜、江口のり子、向井理
原作は深見じゅんさんの漫画『悪女』。
1980年代後半~1990年代に大流行した漫画で、うちの姉も読んでました。(背表紙のRPG的な絵がインパクトありました)
ポジティブで一生懸命な主人公田中麻理鈴(今田美桜さん)を中心にして描かれるお仕事ドラマ。
現代社会の会社員で働く難しさや悩みを、
麻理鈴が様々なしがらみや常識をぶっ飛ばして、良い方向に向かっていく第1話は爽快でした。
2話以降もそんな話になればいいなーと思いつつ。
後半は恋愛要素強めになりそうな気もしますが、
『わたし、定時で帰ります』のような色んな働き方を提示する新たな形のお仕事ドラマになればいいなと期待も込めて。



他には
『マイファミリー』(TBS/日21)
二宮和也さん主演、その妻役を多部未華子さんが演じられます。
仮面夫婦だった二人が、娘を誘拐されて、二人だけで娘を救出しようという話。
誘拐犯だけではなく、色んな敵(警察も含む)を出し抜きながら、解決していくような話になりそう。
毎話の大どんでん返しが楽しみです。

『正直不動産』(NHK/火22)
山下智久さん主演。嘘をついて業績を上げていた不動産屋がひょんなことから嘘が付けなくなり、
本音で人の本質に触れているストーリー。

『吉祥寺ルーザーズ』(テレ東/月23)
女子高の教師だったが、ある出来事がきっかけで心が折れてしまった主人公。
彼は吉祥寺のとあるシェアハウスで“負け組=ルーザー”の5人と共に住み始める。
というシチュエーションコメディ。

『ナンバMGS』(フジ/水22)
『ファイトソング』も良かった間宮祥太郎さん主演。
喧嘩最強の不良が普通の高校生活を送りたくて四苦八苦するストーリー。
普通高校生モードと不良モードの間宮さんの演技分けも面白いです。

『クロステイル~探偵教室~』(フジ/土23.5)
『ドラコン桜』での好演が光った、鈴鹿央士さん主演のドラマ。
父を探すために探偵教室に入学し、探偵のいろはを学んでいくお話。

今クールのドラマも楽しみたいですね。

 

ドラマについて書いた過去記事です。

2022年冬ドラマ 個人的ドラマ賞 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)
2021年個人的ドラマ10選 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)
2020年 個人的ドラマ10選 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)


 

【2022年冬ドラマ ドラマ賞】

作品賞 ファイトソング
主演男優賞 菅田将暉(ミステリと言う勿れ)
主演女優賞 清原果耶(ファイトソング)
助演男優賞 菊池風磨(ファイトソング)
助演女優賞 稲森いずみ(ファイトソング)  
若手賞 藤原さくら(ファイトソング)
脚本賞 岡田惠和(ファイトソング)
企画賞 恋せぬふたり
音楽賞 Ken Arai(ミステリと言う勿れ)

ノミネート
伊藤沙莉(ミステリと言う勿れ)
高橋一生(恋せぬふたり)
岸井ゆきの(恋せぬふたり)
間宮祥太朗(ファイトソング)
高畑充希(ムチャブリ!わたしが社長になるなんて)
松田翔太(ムチャブリ)
黒木華(ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇)
溝端淳平(ゴシップ)
堤真一(妻、小学生になる)
蒔田彩珠(妻、小学生になる)
森田望智(妻、小学生になる)
安田顕(逃亡医F)
吉田鋼太郎(おいハンサム!!)
MEGUMI(おいハンサム!!)
木南晴夏(おいハンサム!!)
佐久間由依(おいハンサム!!)
武田玲奈(おいハンサム!!)
向井理(婚活探偵)

『ファイトソング』
岡田惠和さんのオリジナル脚本。
事故がきっかけで耳が聴こえなくなる可能性がある女の子と、
曲が書けなくなり一発屋ミュージシャンの男性の恋の物語。
そして、その女の子の周りの人の物語。
主人公の女の子の心の葛藤を、清原果耶さんが繊細に演じられてました。
人の心の動きを丁寧に描かれた脚本だなと思いましたが、
その脚本に応える、菊池風磨さん、藤原さくらさん、稲森いずみさんの演技が素晴らしかったです。
病気のことを告白する第7話は涙止まりませんでした。

『恋せぬふたり』
アロマンティック・アセクシャルを題材にしたドラマ。
不勉強ながらこの言葉自体、このドラマを通して知りました。
アロマンティック・アセクシャルに対する問題提起と理解が深まるドラマでした。
高橋一生さん、岸井ゆきのさんの自然体の演技が、すっと心に入ってきました。

『ミステリという勿れ』
菅田将暉さん演じる久能整くんが魅力的なキャラクターでした。
事件の真相ももちろん楽しめましたが、
久能くんの発する、「当然だと思われていることをおかしいと指摘する」セリフがとても感慨深かったです。
印象的だったのは「なぜいじめられてる側、ストーカーされた側が逃げないといけないのか」。
話としては、まさかの遠藤憲一さんが1話で退場した第1話、
前述の久能くんのセリフが印象的だった第2話、
佐々木蔵之介さんの演技が光った、第8話~9話が好きでした。

『おいハンサム!!』
父親と母親と娘3人の伊藤家の日常を描いたストーリー。
日常の切り取り方と描き方が秀逸でした。
シュールな映画を見てるような感覚でした。
伊藤家の皆さんの演技が素晴らしかったですが、
坦々としている母・千鶴を演じたMEGUMIさんが良かったです。
浦安鉄筋家族に引き続き、なんとも味のあるお母さんを演じられてました。



ドラマについて書いた過去記事です。

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2020年 個人的ドラマ10選 | hajimetachibanaのブログ (ameblo.jp)