あけましておめでとうございます。
年明けから少し経ちましたが、個人的なドラマ10傑を選んでみましたので、発表していきます。

何が1位になるでしょうか⁉︎
長いですが、お時間のある方はぜひ!

10位 ブラックペアン(TBS/日21/春ドラマ)
出演 二宮和也、小泉孝太郎、竹内涼真、趣里、内野聖陽
原作はチーム・バチスタシリーズを手がける
海堂尊さんの「ブラックペアン1988」
手術中にトラブルが起きて、二宮くん演じる渡海先生が、天才的なオペ技術で解決するというパターン化された話が多かったですが、スピーディーな演出や二宮くんの演技に惹かれました。
第9話のカエサルのオペを終えていい去った「手の方が100倍楽だわ」は最高の一言でした。
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

9位 義母と娘のブルース(TBS/火22/夏ドラマ)
出演 綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌
原作は桜沢鈴さんの漫画
病気で余命短い父が、娘のために仕事のできる女性と結婚し、それで出会った娘と義母のお話。
前半は死にゆく旦那さんも含めて家族になるためのお話、後半は家族になった母と娘がお互いにどう感化して成長していくかというお話。
竹野内豊の笑顔が素敵なお父さんが本当に最高で、前半は泣きまくってました。
二人三脚で親になろうとする夫婦と最初は敬遠しながらも母を認めようとする娘、良いホームドラマでした。
https://www.tbs.co.jp/gibomusu_blues/

8位 下町ロケット(TBS/日21/秋ドラマ)
出演 阿部寛、竹内涼真、土屋太鳳、イモトアヤコ、徳重聡、安田顕、吉川晃司
原作は池井戸潤さんの小説「下町ロケット」の「ゴースト」と「ヤタガラス」
2015年に放送された下町ロケットの続編。宇宙から大地へという触れ込みがあったように、農業無人トラクターの開発のお話。
特別に年明けの1/2にあったスペシャルも含めて1シリーズとしてのランクインです。
徳重聡さんの怪演と、1人で残業してるシーンに涙したのと、
最終回の2時間スペシャルは本当に涙流しっぱなしでした。
今回も吉川晃司演じる財前部長が格好良く、「それは私の仕事です」は今回も痺れました。
働く人間に働く意味だったり、生きる意味だったりを考えさせてくれる良作ドラマでした。
https://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/

7位
西郷どん(NHK/日20/大河)
出演 鈴木亮平、瑛太、黒木華、二階堂ふみ、松田翔太、小栗旬、笑福亭鶴瓶、玉山鉄二、渡辺謙
明治維新を成し得た西郷隆盛の一生を描いた作品
原作は林真理子さんの同名小説
西郷さんには、どちらかと言うと明治維新を成し得たというより、西南戦争を起こしたイメージが強かったのですが、
島津斉彬仕えてた時代
島流しにされている時代、
自分を鬼にし、明治維新を成し得た時代と
色んな西郷隆盛を知れる作品でした。
島流しにされていたのは全く教科書とかには出てこないので、新鮮でした。
橋本愛が演じた1人目の妻が去っていくシーン、
そして
後半の大久保と歩みを分かつシーンは本当に泣けました。
https://www.nhk.or.jp/segodon/

6位
半分、青い(NHK/朝ドラ)
出演 永野芽郁、佐藤健、中村倫也、松雪泰子、滝藤賢一、原田知世、谷原章介、清野菜名、志尊淳、間宮祥太朗、豊川悦二
第98作品目の朝の連ドラ作品。北川悦吏子さんの書き下ろし脚本。
少しわがままな岐阜で生まれた女の子の半生を綴った作品。
大きな何かを成し得たというわけではなく、1人の女の子が女性になり、恋をして、夢を目指して、夢に敗れて、結婚をして、子供が生まれて、離婚して、という、等身大とは言わないけれども、失敗や挫折を繰り返しながらも思うように生きる!という意思の強い女性を描いた作品。
そしてその周りの家族や友人や同僚の人生を描いた作品。
鈴愛が漫画をやめると宣言した、秋風先生とのやりとり、
岐阜犬を通じて、和子さんにお礼を言う律のシーン
本当に朝から泣けました。
中村雅俊のおじいちゃん役も渋くて良かった。
王道じゃないと言われてましたが、この作品こそがむしゃらに人生を生きる人間を描いた王道やったんやないかなと思いました。
https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

5位
モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-(木22/フジ/春ドラマ)
出演 ディーン・フジオカ、山本美月、新井浩文、山口紗弥加、高橋克典
有名な(僕は知らなかったですが)アレクサンドル・デュマの小説を原作とし、舞台を日本にうつした作品。
冤罪で捕らえられ、ひどい拷問を受けながらも、脱獄し、自分を陥れた人たちに復讐を果たしていくドラマ。
1〜2話の捕縛、拷問、脱獄のシーンは辛すぎましたが、そこが辛すぎたから、後半が活きてきて、
また、後半に向けて尻上がりに面白くなっていきながらも、暖さんの気持ちが辛く辛くなっていって。
切なさに溢れた復讐劇でした。
周りの人間が1人1人壊れていく中、山口紗弥加の演技が怖すぎました。
最終話の「やっぱり、愛は勝つんだ」と暖が言ったことの、真意が僕には分かりませんでした。。
https://www.fujitv.co.jp/MONTE-CRISTO/

4位
僕らは奇跡でできている(火21/フジ/秋ドラマ)
出演 高橋一生、榮倉奈々、戸田恵子、要潤、小林薫
橋部敦子さんのオリジナル脚本。
忙しく、ストレスを抱えた日本人のためのドラマ。
前半はゆっくりなリズムにさせてくれるドラマ
後半はそんなゆっくりで良いんだよと優しく包んでくれるドラマ。
目の中に手をつっこまれて、涙腺を優しく撫でられるように涙が溢れ出てきました。

相河さんと水本さんが森に行って、リスが走るシーン
生きているだけで奇跡なんだと一輝さんが山田さんに話すシーン
最終回のセリフ「辛い気持ちだって光だから、これからも僕の中の光を広げていく」
などなど、決してスピードとか熱量とかがある話ではないけれど、
大切なことがセリフ1つ1つに込められた、優しく包み込まれるドラマでした。
https://www.ktv.jp/bokura/index.html

3位
コンフィデンスマンJP(月21/フジ/春ドラマ)
出演 長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也
リーガル・ハイやデート、映画ではエイプリルフールズの脚本家、古沢良太さんの書き下ろし脚本。
コンフィデンスマン=信用詐欺師の3人の話。
僕らは〜と違って逆にスピーディーでスリリングで大どんでん返しの何でもありのドラマ。
長澤まさみのコスプレも面白いし、
視聴者をも騙してくる脚本はさすが。
感動要素ほぼなしのただただジェットコースターに乗ってるようなコメディでした。
1話、2話、9話、最終話がおススメ。
今年映画化されるようです!そちらも楽しみ!
https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/

2位
アンナチュラル(金22/TBS/冬ドラマ)
出演 石原さとみ、窪田正孝、井浦新、市川実日子、松重豊)
アンナチュラル・デス(不自然死)を扱う法医解剖医のお話。
野木亜紀子さんのオリジナル脚本が本当に秀逸でインパクト大でした。

泣けたのは
我が家坪倉が好演したお菓子メーカーのバイク事故の話の第4話
焼死体の謎を究明した第9話

衝撃的だったのは
今までのドラマなら、刺さずに止まってたであろうラストが衝撃過ぎた第5話
いじめが原因からの第7話。

法医学の死因究明の目線と刑事ドラマの捜査や推理をミックスさせた展開に、
野木さんの度肝を抜く脚本、
ドラマらしい毎話毎話のサブテーマもありつつ、
そしてそこに乗ってくる米津玄師の「Lemon」
こうやって振り返ってみても、総合点としては、1位でもおかしくない作品でした。
http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/

1位
グッド・ドクター(木22/フジ/夏ドラマ)
出演 山崎賢人、上野樹里、藤木直人、戸次重幸
韓国ドラマのリメイク版。
自閉症スペクトラム障害とサヴァン症候群を抱え、コミュニケーション障害があるが、驚異的な記憶力を持つ小児科医新堂湊先生とその周りのお医者さん、そして病気を持つ子供たちとその家族の話。
近年派手なオペだったり、権力争いだったりが中心の医療ドラマが増えている中、患者や患者の家族を真ん中に据えて、その気持ち、葛藤、喜び、苦しみを丁寧に描き、寄り添うドラマでした。
主役の山崎賢人くんの演技はもちろん素晴らしかったですが、毎話の患者やその家族が主役のようなドラマでした。
第1話のお母さんと湊先生が話すところで涙腺崩壊でした。
https://www.fujitv.co.jp/gooddoctor/

1年を通しての各部門賞も。
主演男優賞 高橋一生(僕らは奇跡でできている)
主演女優賞 石原さとみ(アンナチュラル)
助演男優賞 豊川悦二(半分、青い)
助演女優賞 榮倉奈々(僕らは奇跡でできている)
若手賞 永野芽郁(半分、青い)
脚本賞 野木亜希子(アンナチュラル)
主題歌賞 Lemon/米津玄師(アンナチュラル)

2018年も素晴らしいドラマにたくさん出会えました!
2019年もドラマに限らず、色んなエンタメ作品を楽しみたいと思います!