(本稿も旅行中撮った画像の添付ができません。残念。何でだろ?)


前回からの続きです。


朝、自然に目が覚めました。ちょうど他の二人もゴソゴソ起き始めた様子。おはよう😊。


今日も大変良い天気。窓を開け風を入れ安倍川の流れる音を聞きます。

おい、俺昨日終盤記憶ないけどやらかしてない?酔っ払って寝落ちしただけで問題は起こしてなかったようです😅。

じゃあ朝風呂に行こう。さっと一風呂浴びて部屋に戻るとテレビがついていて天気予報の画面。全国的に気温高めだそうな。週間天気は水、木と雨模様の予報。両日とも通院予定なんですけど😵。まぁこの旅行中いい天気なのだからそことバーターと思えば😅。

電話の呼び込みで朝ご飯。これまた美味しそう。お櫃にご飯がいっぱいだけどこんなには食べられないぞ。それでも他の二人はお代わりしてます。私は一杯でもういいよ😅。

あれだけ飲んでよく朝食べられるな、と言われたけど、何故かほとんど二日酔いってしたこと無いんだよね。てかそんなに飲んだのかな?(飲んだんだよ💢👊!)。

食後に美味しいお茶を一服。ごちそうさまでした。


部屋に戻り薬を飲んで各人荷物をまとめ着替えて帰り支度。私は帳場に降りて支払いを済ませ部屋に戻り精算。N川くん「PayPayでいい?」だって😳。使いこなしてるなあ。スマホに入ってはいるからもちろんいいけど。私はやり方わからないのでスマホを彼に預けてやってもらいました。そんな使い方があるんですね。完全に時代に取り残されてる。


さて行こうか。帰りのバスは最寄りのバス停10:13着発。まだ90分近くあります。川の上流に三段の滝というところがあるそうなのでそこ行ってみよう。

帳場で荷物を預かってもらいました。優しそうな女将さんが赤ん坊を抱いています。可愛らしい男の子、5ヶ月だとか。若女将のお子さんだろうな☺️。


昨日拾った手頃な木を杖にしてしばらく川沿いの道を歩いていくと慰霊碑がありました。

昭和41年、台風による土石流が発生、付近一帯を飲み込み旅館8軒が流出し32人の死者が出たという大災害があったのだそう。被害地を示す地図には今回泊まった旅館のある場所も含まれています。その後に今の建物が建てられたとすれば建物の古さ加減も納得です。


また歩き始めると向こう岸の断崖にカモシカ発見。2頭います。つがいかな。初めて生で見た。

ひたすら草を食べてます。あの体を草だけで維持するには常に食べていないといけないのでしょうね。


また暫く歩くと前方に立派なコンクリートの橋が見えてきました。あれを渡るのか。


(借り物の画像)

幅も広く車も通れます。揺れることなどありません。それでも昨日渡れなかった橋ほどではなさそうですが高さは結構あります。道はぐるりと巻いて高さを稼ぎ、いよいよ橋は眼の前。Gtくんに頼んで左手で彼の腕を掴み、右手には杖代わりの枝、左目をつぶり視界を狭めて橋の両端が目に入らないようにして足下だけを見てすり足で進みます。おじいちゃんみたいだなとの声がGtくんから。やかまし。先日目の不自由な人に声をかけ、腕に掴まってもらいホームから電車に乗せたそうですがそれと全く一緒だとのこと。うるへー。怖いものは怖いんじゃ。そんなこんなで何とか渡り切りました。朝から変な汗😅。

ちょっと先、カーブを曲がると滝が見えてきました。


(借り物の画像)

滝の近くはやはり涼しい。暫く涼んで引き返します。来る時と同じように何とか橋をわたり下っていくと向こう岸の源泉周りを整備した公園にかかる橋。俺はもう橋はいい。行ってらっしゃい。

変な汗かいたから喉乾いた。界隈で唯一と思われるお店でペットボトルのお茶を買いました。200円。山でもの買うと値段が高いのは当たり前だよな😅。


彼らが戻ってきましたがまだバスまで40分以上あります。来た道から脇にそれて登っていく通りに行ってみましょう。確かこの先に終点の「梅ヶ島温泉」バス停があるはず。数件の旅館の前を通り過ぎるとバス停がありその奥の広くなったところにバスが停まっています。そこでおじいさんに声をかけられました。

もうすぐバスが出るよ。え?まだ先ですよね?いや、09:30だよ。

時刻表見ると確かにその通り。バスを見ると運転手さんが運転席にいます。もうスタンバってるの?頭が混乱してきましたが、ここは久しぶりにエマージェンシービジネスモードに切り替え。まずとにかく急いで宿に戻って荷物をピックアップして最寄りのバス停までいかないと。出来るか?2〜3分早めてある私の腕時計が示す時刻は09:30。次の一つ先のバス停の発車時刻は09:32辺りだろう。5分も無いぞ。でも可能性はある。ここまで切り替えてから約3秒。

行こう、急くぞ!

3人で急いで坂を下り旅館に戻り若女将に荷物を出してもらいます。ここでGtくんトイレに行きたいとな。分かった、先行ってる。N川くんと急いで宿を飛び出すとバス停には二人待っている人が。その脇には赤ちゃんを抱いた先ほどの女将さんも。お客さんのお見送りでしょう。慌てて小走りで向かっていると後方からバスが近づいてきました。手を上げて乗りますアピールをしながらバス停まであと少し。我々は何とかギリギリ間に合いそう。

バスに乗り込むと運転手さんにお願い。すみません、あと一人、すぐ来ますから少し待っててもらえませんか?ありがとうございます。外を見るとGtくんがこちらに向かって走ってます。走れメロス、メロスよ走れ。急げ〜!

何とか乗れました。運転手さん、乗客の皆さん、すみませんでした。さっきのおじいさんも乗ってました。ニッコリしてこっちを見てます。

良かったねえ間に合って。はい、おかげさまで、どうもありがとうございます😅。


肝冷やしたよ。次は2時間後だからな。でもなんでこんなことになったのだろう🤔。3人とも不思議顔。

しばらくして謎は解けました。車窓から外を眺めていると、どのバス停もポールは進行方向左側にしかありません。通常街なかでは道路を挟んで向かい合わせにそれぞれの進行方向用のバス停があるものですが、車がすれ違うのも難儀する山奥ではバス停のポールは1本、そこに上り下り両路線の時刻表が掲げられているようです。昨日スマホで撮った時刻表をよく見ると行き先「梅ヶ島温泉」とあります。バス停ポールが上り(静岡駅行き)方向の左手にあったのでてっきり上り路線の時刻表だと思い込んでいたことが原因。私のチョンボです。注意力散漫。てか自分で調べず旅館の人に聞けばよかっただけのことですが。

やらかしてしまったけどそれでもこのバスに乗れたのは奇跡的。もしあと3分カモシカを長く見ていたら、終着バス停に向かわなかったら、あそこでおじいさんに会わなかったら…。相変わらず悪運強いな😅😁。こんなことも旅の醍醐味😋。


またバスの長旅。とは言え行きよりも20分ほど短い時間で街なかに。ずっと下り坂だったからだろうな。

そろそろ静岡駅が見えてくる辺りで桜の花が目に入ってきました。おい、降りるか?

県庁前で急遽下車。お掘りの脇の歩道に植えられている神代桜という品種。ソメイヨシノより少し色の濃い桜が満開です。


(借り物の画像)


そのままお堀沿いに進んで駿府城公園を少しばかり散策。さすが権現様の元お住い。天守などは家康の死後火事で消失してしまったそうですが、数年前から天守閣跡の発掘が進められているとのことでその状況も見ることができます。図面などは何も残っておらずその姿は分からないままなのだそうですが、残された僅かな手がかりを元に想像を゙たくましくするのもまた一つの楽しみ方かもしれませんね。

その後駅まで歩きます。それにしても暑いな。まだ3月だぞ🥵。


駅に着きました。途中ちびまる子ちゃんのマンホールのふたがありました。


(借り物の画像)


二人はそれぞれ家族へのおみやげを買い私も見物。団地の自治会へは先月お土産渡したばかりだから今回はいいでしょう。

その後駅構内の店で静岡おでんをアテにかんぱ〜い😁!小一時間、ほろ酔いになったところでそろそろお開き。いやあ、楽しかった。また寒くなった頃に今度は河豚でも食べに行こう。

二人は東、私は西へ。夕方までに帰りたいという二人を改札で見送ります。またね〜!


私はもうしばらく宛もなく散策。汗を拭いながらブラブラ歩きます。静岡は大都会だな。流石県庁所在地です。これまで静岡と言うと温泉旅行でどうしても伊豆ばかり、たまに熱海。こちら方面に足を運ぶことはありませんでしたが今度は静岡浜松辺りを巡ってみようかな。


新幹線、在来線を乗り継ぎ途中牛丼屋で早目の夕食を済ませて帰宅。もう日が暮れてます。

今回もよく遊んだな。2年前の今頃を思えば天国のようです。あ、まだ天国には行きたくないけど。いや、そもそも行けないかも😅。

それはさて置きこうして古い友達と遊べるのもここまで回復したから。ありがたいことです。でもまだまだ。遊べるうちは遊ばないと。

次は花見だな。どこ行こうか😁。



【由無し事】

しつこく続いた玉置浩二さんのデュエットシリーズでしたがここらで中締め(だから飲み会じゃないんだってばよ)。とは言え最後はソロ曲を一発。

それこそたくさんステキ曲がありますが、ここは単に私の好みで😁。


「LOVE SONG(+その他)」玉置浩二

 
CD音源はここに貼り付けられるものがありませんでした。YouTubeで直接探せば出てきます。

徹子の部屋

ベタ褒めだな😁。


もう20年以上前、一度だけこのお方のコンサートに行ったことがありました。普段ライブやコンサートには滅多にいかないのに。

今でこそ大復活を遂げられていますが、その頃はいわゆる低迷期とでもいいましょうか、ヒット曲もしばらく無くて会場も然程大きなところではありませんでした。それでも期待して行ったのですが歌声がか細く迫力もなくて何だか今ひとつ、いやふたつか下手すると3つな感じで、当然会場も盛り上がりに欠け言葉を選ばずに言えば白けていたと言ってもいいほど。それでもアンコールで(いや、単なる最後の曲でアンコールはなかったかも)歌った曲に合わせ熱烈なファンだと思われる女性が一人だけ立ち上がってステップ踏みながら手拍子してたけど完全に周りから浮いてしまっている感じ。もう痛々しくて居たたまれなくて見ていられなくて。行く前の期待が大きかった分正直がっかりしたことが思い出されます(実際、ちょうどその頃、デビューしたばかりの平原綾香さんが玉置さんの楽屋を訪ねた際、「俺、声出ないんだよね。もう、ダメかも」ってポロッと言ったのだとか)。

それがいつの間にか声量が戻り却ってパワーアップした感さえ😳。一ファンとして喜ばしい限りです😆。

NHKさん、また「玉置浩二ショー」やってくれないかな。