ピアノトリオ@アルフィー
昨夜は、実に約2ヶ月半ぶりのトリオでのライブ。
ピアノ・トリオでのライブは、本数が少ないのと、メンバーが忙しいのとで、なかなか充分なリハーサルがとれないのがジレンマ。
もちろん、リハーサルをやりすぎても、アイディアが消耗されるのも確か。
「逆に新鮮な気持ちでやれる!」とポジティブシンキングでのぞんだ。
平日にも関わらず、たくさんのお客さんが来てくれた。
福岡、新潟から来てくれた人もいて、頭が下がる。
(ノブくん、アンコールしか聴けなくて残念だったね。ありがとう。)
一部の2曲目に演奏した曲は、タイトルがついていない最新作。
「夏の裏庭で」というシュールな仮タイトルを発表したけれど、どちらかというと「誰も知らない湖のほとりにて」という感じ。
クラシカルな、低音のオスティナート(反復フレーズ)に、無国籍な右手のメロディが絡む。
展開部でのユニゾン・フレーズもプロコフィエフやストラビンスキーを代表とする現代音楽のイメージ。
「処女航海」や「枯葉」といった超スタンダードを演奏したのは、10年ぶり以上かもしれない。
二部の最初は、ドラムの本田珠也の曲で「116」。とてもロマンチックな曲。
そのあとにやったブルース形式のオリジナル曲は、フリージャズと、ブギウギを掛け合わせる試み。
僕のソロに続く杉本の独奏は、彼の真骨頂。
ビル・エバンスの「Turn out the stars」はここ毎回トリオで演奏している曲。
大切なものをなくした痛みが曲全体ににじんでいる。
演奏していて、自分の中から突き上げるような思いをコントロールするのがとても難しい曲だ。
ラストは、Keep it movin'。リハーサルでやったテンポよりも落としてはじめた。
ソロの途中で、ホルストの惑星からのフレーズを引用。
珠也のドラム・ソロの後、急速テンポでのアルペジオ。
何度やっても、スリルを味わえる。
素晴らしいメンバーと演奏できるのは、本当に幸せだ。
リーダーの僕としては、そのメンバーのポテンシャルを最大限引き出す努力をもっともっとしなければいけない。
アンコールの「Beyond the sunshine」は久々にお客さんも巻き込んで合唱!
ステージが、3人だけのものじゃない事を実感できる瞬間!
来月のアルフィーでのトリオ・ライブは12日。
ベースは池田潔だ。
う~ん、楽しみ。
写真を撮影してくださった、石井さん。どうもありがとうございました。
ピアノ・トリオでのライブは、本数が少ないのと、メンバーが忙しいのとで、なかなか充分なリハーサルがとれないのがジレンマ。
もちろん、リハーサルをやりすぎても、アイディアが消耗されるのも確か。
「逆に新鮮な気持ちでやれる!」とポジティブシンキングでのぞんだ。
平日にも関わらず、たくさんのお客さんが来てくれた。
福岡、新潟から来てくれた人もいて、頭が下がる。
(ノブくん、アンコールしか聴けなくて残念だったね。ありがとう。)
一部の2曲目に演奏した曲は、タイトルがついていない最新作。
「夏の裏庭で」というシュールな仮タイトルを発表したけれど、どちらかというと「誰も知らない湖のほとりにて」という感じ。
クラシカルな、低音のオスティナート(反復フレーズ)に、無国籍な右手のメロディが絡む。
展開部でのユニゾン・フレーズもプロコフィエフやストラビンスキーを代表とする現代音楽のイメージ。
「処女航海」や「枯葉」といった超スタンダードを演奏したのは、10年ぶり以上かもしれない。
二部の最初は、ドラムの本田珠也の曲で「116」。とてもロマンチックな曲。
そのあとにやったブルース形式のオリジナル曲は、フリージャズと、ブギウギを掛け合わせる試み。
僕のソロに続く杉本の独奏は、彼の真骨頂。
ビル・エバンスの「Turn out the stars」はここ毎回トリオで演奏している曲。
大切なものをなくした痛みが曲全体ににじんでいる。
演奏していて、自分の中から突き上げるような思いをコントロールするのがとても難しい曲だ。
ラストは、Keep it movin'。リハーサルでやったテンポよりも落としてはじめた。
ソロの途中で、ホルストの惑星からのフレーズを引用。
珠也のドラム・ソロの後、急速テンポでのアルペジオ。
何度やっても、スリルを味わえる。
素晴らしいメンバーと演奏できるのは、本当に幸せだ。
リーダーの僕としては、そのメンバーのポテンシャルを最大限引き出す努力をもっともっとしなければいけない。
アンコールの「Beyond the sunshine」は久々にお客さんも巻き込んで合唱!
ステージが、3人だけのものじゃない事を実感できる瞬間!
来月のアルフィーでのトリオ・ライブは12日。
ベースは池田潔だ。
う~ん、楽しみ。
写真を撮影してくださった、石井さん。どうもありがとうございました。