ショーケースが出来るまで… | お仕事頑張りますブログ

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2013年で10周年を迎えた狛江のダンススタジオJIN DANCE FACTORY(通称JDF)の代表に2010年に就任したHAJIMEがダンスを中心に日々の出来事や想いを書いています。

先生の振付を一生懸命に踊るキッズを見て気付いた事なんですが…

言われた事は出来る様になるけどそれ以外はあまり出来ない…

単純に、そんなに踊れるのに、アイソレもリズムも全然出来ない!なんで?

みたいに思う事が多々。

単純に振付という形を一生懸命踊っているからだと思うんですが、

ダンスの流れって、

①音を決める
②音を編集する
③構成を考える
④振付を考える
⑤振付を相手に渡す
⑥踊り込む
⑦本番

ザックリこんな感じだと思うんですよね。

他には、踊る仲間を探すとか、イベントブッキングとか、あると思うんですが1つのダンスが出来る流れだけに焦点を絞りました。

それで最初にあげた人達は大人も含めて⑥と⑦しかやってない事が多いんですよね。

①は曲を知らないと出来ない事
②は知合いがやってくれる場合もあるけど基本は自分でやった方が思い通りの音源になります。そしてソフトの扱い方が最初は難しいのは当たり前だけど小節を理解したり音楽のルールも理解してないと難しいです
③色々なショーケースを見て構成を研究したり、自分達のダンスをどういう風に見せたいかを客観的に考えられなかったら出来ない
④自分の中の引出しを如何に持っているか?分解して再構築出来るか?
⑤作ったモノを他人に渡す事で感覚の部分を理屈として考えられないと難しい
⑥と⑦はスキルや人前に立つ経験値を積む上で必要な事

そんな流れの解説ですが、

⑥と⑦は①~⑤に比べると、そんなに考える事が無いんですよね。

も少し細かく言うと

①は本来ダンスの根本である音楽を聴くという事。先生が、今回はこの曲で踊りますから良く聴いといてね~。みたいな感じじゃなくて、
あ~っ!この曲は何回でも聴いていたい!そして踊りたい!みたいに心揺さぶられる曲をどれ位知ってるかは大切だと思います。

②は出来ると周りから頼られて面倒くさい時もありますw

③はショーを作る時に振付だけでは無いという事。もっと言ってしまえば、構成の方が重要

同じ振付踊ってても音と構成変えれば大体気付かれません(´・Д・)」

どのタイミングでどういう風に移動して何処でどういう風に踊るか?

そんな骨組みが構成です。

超大変で超重要。


④と⑤も頭を使います


みたいな感じで長くなってしまいましたが、

【振付を覚えて踊り込んで本番】

の流れに行く前に、こんな事してるんです。

それに一歩でも踏み込むだけで、

全体が見れるので、より理解も深まるし楽しくなると思うんですが…

みんながダンスをより深く理解しようと思っているワケではないので強制はしません(^_^;)

ただ僕はこの流れが普通だと思っているので書いてみました。

料理人に作って貰った料理を食べてばっかりいるよりも自分で美味しいゴハンを作って食べた方が楽しくないですか?

そんな感覚です。