たくさんの先生が記憶に残っているけど、
中でもずっと忘れられない先生は高校の時の担任の先生。
体育の先生で、進学校には合わない昔ながらの先生で、頭のいいズル賢い生徒たちをいつも嫌ってたなぁ。
芸術の道に進みたかった私は、先生に進学希望を伝えたら、「おまえは教師になって早く結婚せえ。それが一番の幸せやぞ。」とか言ってくるような人でした。笑
「それは私にとっての幸せではありません!」なんていつも喧嘩してたなぁ。
なんだかんだで仲が良くて、「水泳か陸上かどっちがええんや。」なんて私に聞いてきて、泳げない私は即答で「陸上。」と答えると私の希望だけで今学期は陸上に決定。
おかげで成績は10もらえてラッキーだった。
いつも怠そうで、お香の匂いをさせながら「早よ辞めたいんや。」そればっか言ってて
聞くたびに、「まだまだ若いやん、先生もうちょい頑張りなよ。」って言ってたけど
卒業してからしばらくして先生が亡くなったって聞いた時はめちゃくちゃショックだった。
しんどかったの、本当だったんかな。ってもっと真剣に体を労ってあげれば良かったな。
ストレスもきっとすごかったんだろうな。
お前だけはほんまいい子やな。ていつも言ってくれてた先生を時々思い出す。
一番記憶に残っている先生です。