先週のこと。世の中はお盆まっさかり。

こんな時期、行列の人気店でもそこまでの行列はないのでは?という考えの下、高田馬場の「成蔵」へ。

とんかつを愛する僕ですが、その人気ゆえの大行列に後回しになってしまっている宿題店。

 

17時半の開店の1回転目を目指し、16時30分にいくと、先客は3名だけ!

やった! 1回転目は決定。

 

そして、17時くらいまでは全然後続が来ませんでしたが、徐々に

列は長くなっていきました。席は18席なので17時10分くらいには1回転目は終わりかな。

 

そして、15分くらいに店員さんが出てきて、人数を確認し、注文をとっていきます。

豚の銘柄とその部位を選びます。

豚は4種類です。

霧島黒豚(宮崎) 雪室熟成豚(新潟) 煌麦豚(新潟) 霧降高原豚(栃木)

この日は煌麦豚のヒレが入荷がない、とのことでした。

部位は、ロース・ヒレ・シャ豚ブリアン。

僕は、霧島ほど濃くなく、霧降高原ほどあっさりしていない、中庸で旨み(アミノ酸)たっぷりの

雪室熟成豚のシャ豚ブリアン2個(135g)3350円にしました!

 

そして、開店前倒しの17時25分に入店。

カウンターの奥から2番目の席に陣取ります。 

卓上にはドリンクメニューとソース・ドレッシング・塩・辛子。

事前の注文のおかげで、思ったよりも早く出てきました。17時45分くらいです。

えっ! これって揚げているんですか?

生パン粉感ハンパない!

半分に切ってあるので、パカーンとしてみると、確かに火は通っています。

そして、お肉のジューシーさが見た目でもわかります。

ギュっとしつつ、中から染み出ている肉汁わかりまでしょうか?

もちろん、塩で。 

わー、確かにこれ、めちゃくちゃ美味しいゾ!

肉の旨みがギッシリつまっていて、やわらかくてジューシー!!

衣は見た目どおり、シナっとしています。パンみたい。

つけあわせは、豚汁。これも美味しい!

御新香ときんぴらごぼう。写真はないですが、酢の物もついています。

あともう1個残ってますが、気分はあと1個しかないって感じ。

食べ終わりたくないよー。。。

パカーン。こちらも良い感じだー!

一口だけソースにつけてみましたが、無駄だった。やはり塩です、これは。

もったいなさすぎる!

食べながら、ずっと厨房を見ていたのですが、このとんかつは揚げる音がしません。

いつの間にか揚げあがったとんかつをバットにあげるのですが、それもすぐにはお皿に盛りません。

 

おそらく、低温でじっくりと火を通したうえで、余熱でじっくりと封じこめています。

これって、とんかつとは別の超美味しい食べ物っていう個人の感想です。

 

お店を出たのが18時ちょっと前。

階段の下からずっと並んでいます。

お店も曲がってもずっと続く行列。

あー、よかったー、1時間前に来て。

この人たち、いつあの超美味しい食べ物にありつけるんだろ。

お盆はいつものお客さんというよりは観光客に近い人が多くて、

ふつうに開店時間に来ちゃうのかな。

 

作戦、大成功でした! 1年に1回は食べたいな。

また、お盆か台風のときに来よう!

ごちそうさまでした。

成蔵とんかつ / 高田馬場駅西早稲田駅下落合駅
夜総合点★★★★ 4.1