この日は先輩と門前仲町ツアー。
1軒目は前から行きたかった、「ひつじの新町や」を予約。
カウンター6席くらいとこあがり4席は、予約で満席です。
先輩が20分くらい遅れる、ということだったので、レモンサワーを飲みながら待ちます。
大将が「濃い目好き?濃い目にしてあげようか?」と言ってきたので、もちろん濃い目で。
「うちはケチな店じゃないからねー」と。
いろいろ話をしていたら、
長野出身の大将が、地元長野の信州新町ホゲットにこだわって仕入れている、ということでした。
ホゲットとはラムとマトンの間の生後12ヶ月~24ヶ月の子羊です。
そして、この地で15年も営業されているそうです。
さて、先輩も到着したので、ホゲット祭りの開催です!
タタキは仕込んだ2日後から出す、とのことで前日に仕込んだのでこの日はなし。
焼きに徹しましょう。
メニューはおまかせの盛り合わせのみ。(2600円/人)
この皿の中に2枚ずつ8種類の部位が混ざっています。
「これはどこの部位ですか?」ときいたら、
「個体が小さいので、1頭から10枚くらいしか取れないから、特に名称では呼ばないんだよ」
とのことでした。
最初は大将自ら焼いてくれます。
食べ時になると「今!」と言われて、口に放り込みます!美味い!
向こう側で野菜・こちら側でお肉、って感じで焼きます。
脂が多めの部位は火の真上で。
徐々に慣れてきたら、自分たちで焼いてみます。
クセがまったくないし、やわらかいし、めちゃくちゃ美味しい!
初回の皿を食べ終わったので、次のお皿をいただきます。
こちらもお任せ。1皿目とは別の部位を用意してくれました。
このときには赤ワイン(シラー)に移行していました。
味噌ベースの煮込みもいただきます。
2皿目の部位もめちゃくちゃ美味しい!
国産のホゲットをこれだけ新鮮な状態で食べられるお店なんて他にないと思います。
羊好きを自認している方は、ぜったい行くべきお店です。
大将と、もう1人のスタッフ(名刺をもらったら、営業部長という肩書きでした)人柄もすごく良くて、僕もまた行きたいです。
ごちそうさまでした。