時間ギリギリに老健に到着し



ホッと胸を撫で下ろす間も無く、慌ただしい気持ちのまま



相談員と看護長と話し合いが開始された





色々と、聞きたいこともあったけれど



先ずは、今日の検査の結果、大腿骨骨頭骨折で手術の為



入院する事になった事実を伝えると



父の容態や状況を心配する発言はなく



ただ、事務的に、あっさりと、「退所」を告げられた



そして、再度入所したい場合には、改めて申し込みをし



待機順の入所となるので、何時再入所できるかは解らないと言うことだった



確かに、規定には入院した場合は退所する事になっているが





そんな言い方しか出来ないのか.....



納得できない、はい、解りましたなんて言えるわけもない






それ以前の問題として



父の転倒事故当時の状況、最初の診察の日時や結果



その後の対応について、再三に渡り



詳細を確認したい旨を伝えていたにも係わらず



施設側からは、未だ確固たる説明の無い事に



私は納得できていなかった.......................










父が転倒した翌朝、慌てて駆けつけた際に


転倒時に夜勤をしていた介護士に説明を求めると



その新人介護士は、認知で歩行の可能性がある入所者は



ステーションの前にベッドを並べる事になっているが



対象者が多い為、ステーションの傍であれば



見えない場所にも並べている





父は、ステーションから見えない場所に並んでいた事



そして、その時、看護師は、他階の看護ステーションにいて



フロアにいたのは自分だけで、自分は書類を書くのに没頭していて



気がついたら、父が目の前に倒れていた事





父がベッドから自力歩行でどのように歩いて来たのか



その動線を推測した内容を再現しながら話してくれ



明日の外出の事で父が精神的に高揚している事は知っていたが



睡眠剤も飲ませたし、まさか、歩くとは思っていなかった



自分の配慮不足だったと話てくれていた






が.........その話の最中に




看護師が割って入り、私に向かって



「認知だからね、勝手に歩いちゃうんですよ」と言いながら



その新人介護士をステーションの隅に引っ張って行き



何か、耳打ちしていた...





その後、その介護士に更に状況説明を求めたが



自分ではなく、看護師に聞いて欲しいと



二度と説明をしてくれなくなってしまった






仕方なく、続きを看護師に聞くと、



「認知だから、勝手に歩いちゃって困るんですよ」の一点張りだ



何処で寝ていたのか聞くと、「お部屋」ですと



介護士の説明とは全く違う回答








リハビリ病院(回復期)で看護師の虐待されながらも


家に帰りたい一心で懸命にリハビリし



支えがあれば一人で歩くことが出来る所まで回復し



老健でも、懸命にリハビリをし、家に帰る練習だと



翌日の外出を楽しみにしていた父






外出前日は、精神的な高揚があるので



夜間の動きには十分に注意するつもりですと...言っていたではないか...





なのに、



何故、転倒事故が起きたのか





何故、あきらかに骨折と判明しているレントゲンを


    見落とすような診断しかできない医者(病院)と提携しているのか



何故、骨折ではないと診断されたとしても、微熱と激痛で意識が朦朧としている


    状態を変だとは思わなかったのか



何故、再三頼まないと、再診断をしてもらえないのか



何故、全て認知のせいにしようとするのか



何故、この期に及んでも詳細説明をしないのか




疑問が沢山湧いてくる



真実を公表することが、施設側の非を認めることになる為



隠蔽したいのかとさえ思ってしまう


    




この転倒で、麻痺がある足ではなく、健常の足が骨折してしまった



父の歩行は.....益々難しくなる....というよりは



ほぼ、歩行は無理、車椅子生活になってしまったのだ



リハビリの為に老健に来たのに......



歩け無くなってしまうなんて.....



何が起きたのか、何故起きたのか



家族は、真実を知る権利がある



私は、真実を知りたい




真実が解らなければ、納得も出来ない




その思いは半ば怒りにも似た気持ちだった




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