父の担当看護師に



母が医師の診察を希望している事を



医師に伝えてもらうと





私達が



必死の思いで



なりふり構わず



この△病院に転院を希望してきた経緯を



知っている医師は



快く、母の希望を受け容れてくれた








母の検査結果説明を受ける為に



カンファレンスルームで待っていると




医師から同席を促された事の意味を



何か悪い結果なのかと



つい、ネガティブな方へ考えてしまうが





単に、家族同席の意味だろうと



気持ちを切り替え



緊張の面持ちでいる母をリラックスさせようと



雑談をするが



乗ってこない母



もう既に、緊張状態で



頭の中はパニック状態なのだろう






医師が入室してくると



とたんにテンションが上がり



医師を神様仏様のように崇める様な言葉を並べる



あれほど、この△病院に懸念を示していたのに



この変わり身の早さは何なんだろう



そんな母を見ていると



不安がそうさせるのだろうと


可笑しい様な、悲しいような


複雑な気持ちになる






医師は最初に



母のMRIの写真を見ながら説明をしてくれた



母の脳は歳相応の縮みは見られるけれど



とても綺麗な状態であるという



確かに



父の脳は水玉のように小さな梗塞跡がいくつもあった



そして今回の梗塞の後が親指大の跡になっていたことに



比べても



何の痕跡も見られない



綺麗な脳であることは



その写真を見て、私でも解る程だった






そして、次に、MRAの写真を取り出した時




血管の一部に目が留まる........




その部分は、他に映し出された血管と比べ



極端に細く、そこだけ色が少し変わって



写っていた






医師の説明によると



その部分は、血管が細くなっているだけで



これは、何か障害があって



細くなったのではなく



生まれつきのものだろうと



梗塞の跡ではない



今のところ



血液の流れに支障が出ているようなこともなく



健康な脳であるという診断だった





そして



仮に、この細い血管の部分が脳梗塞の痕跡だとしたら



発症した時に、敏速に適切な治療が出来たとしても



かなりの後遺症は免れないだろうと言うことでした





けれど、外出先で意識を失い搬送された病院では



脳の治療は一切していない



後遺症と見受けられるような



症状も出ていない




その時点で、脳に異常が起きていたのでは



無い事は明白なのに







その後、一ヶ月ほど経過してから



診察を受けた



搬送先病院で、脳梗塞を起こしていたと



診断されていた母は







目の前の△病院の医師の説明に



驚き



自分が脳梗塞を発症していなかった事が



納得出来ないようで




何度も




脳梗塞だったのではないのか



その細い血管が、脳梗塞の跡ではないのかと



同じ質問を繰り返し



仕舞いには、自分は脳梗塞を起こしていた



そうじゃなければ、ならないというような



事を言い出していた





母の質問に



医師は、何度も解り易く説明をしてくれている






自分の、脳の状態を正しく知りたい



それを望んでいたはずなのに




搬送先病院で、確固たる説明もなく



脳梗塞と判断され、薬を飲み始めてから



1年程過ぎていた母は



自分が、脳梗塞を起こしたという




その思い込みが強すぎて






今目の前の医師の



診断結果の説明を



受け容れることが出来ないのでした






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