電車に乗っている間
母は友人の20年以上にも及んだ
介護の話をし続けていました
私は適当に相槌を打ちながらも
父が搬送先病院に入院した当日
看護士から、直ぐに介護保険の申請をしてくださいと
言われた事を思い出していました...........
母が頑張って早足で歩いてくれたおかげで
少し余裕をもって搬送先病院に到着することができた
まずは、退院手続きをしなければならない
その前に、母を父の病室で待っているように促し
エレベーターに乗るのを見届けた後
受付に向かい、事務員に
退院手続きと清算をしたい旨を告げると
ナースステーションに行って手続きをして欲しいとの事
急いで上階にあるナースステーションへ行き
婦長に聞くと、受付に行って手続きをして欲しいと言う....
またまた急いで受付に戻り
退院手続きと清算をしたい旨を告げると
今度は、手続きの書類が出来ているので
私達を待っていたと言う.........
それなら何故つい今しがた確認した時に
手続きをしてくれなかったんだろう
全く...
何なんだろう、どうなってるんだ、この病院は
最後の最後まで....
文句の一つでも言いたいけれど
言うだけ疲れる..
それでなくても今日は何故か苛つく
これ以上無駄に苛つきたくはない
早々に手続きを済ませ
父の病室に戻る
父は急激に痩せ、面相も変わって来ている
痩せ細った手足についた
どす黒い紫色の点滴痕後が痛々しい
私が来るのを待っていたかのように
父は不安な表情を浮かべながら
父「お父さんは何処かに行くのか?」
私「どうして?」
父「さっき、看護士がお父さんは出て行くから
皆さんにお別れの言葉を言いましょうって
言われたから.....
お父さんは何も聞いてないんだよ
百合子何か知ってるか?」
全く.........
看護士は気を利かせたつもりなのだろうが
父に確認もせず
私達家族にも確認せず
父に何の説明もなしで
看護士間の情報だけで
いきなり、患者に「お別れの言葉を言いましょう」なんて
患者を不安にさせてどうするんだ........
母も、母だ、病室に着いた時点で
父に転院の事を話しておけば
父は私が来るまでの間不安を抱えなくてすんだものを
全く.......
どいつもこいつも使えない奴ばっかりだ
私「そか、心配掛けてごめんね
急に決まったんだけど
お父さん、△病院に転院することになったからね
今日の午前中決めて、今△病院から飛んできたんだ
前もって言う暇がなくて、 驚かせてごめんね
心配いらないからね」
父「そうか、△病院は、前におとうさんが入院したところだな」
私「そうだよ、13時になったら救急車が迎えに来るから
それに乗って行こうね
父「あそこは、タバコすえるかな~」
自分が、△病院へ行くことが解ると
安心したのか、笑顔で冗談を言う(嫌本気?だったかも)
父が落ち着いたところで
母に、荷物を纏めておいてくれるようにお願いをし
婦長に段取りを確認しに行こうとすると
母「おとうさん、外出着に着替えさせた方がいいかしら
靴も履かせたほうがいいわよね」
私「ヘッ...... 救急車で寝たまま行くんだから
そのままでいいと思うけど」
母「じゃあ、お父さんのパジャマに着替えさせた方がいいかしら」
私「そのままでいいと思うけど、婦長に聞いてくるから
荷物だけ纏めておいてくれる?」
母「だって、この病院のパジャマのままじゃ困るでしょ
それに、パジャマをどうするかで荷物の纏め方が違うの
お前が戻ってから纏める事にするから
早く聞いてきて頂戴」
母は、今父が着ている、この病院から有料で借りている
パジャマを着替えさせないとまずいと思っているのだ
けれど、母が着替えをさせることは出来ない
必然的に、看護士に負担を掛けることになる
この慌ただしい時にそんな事する訳ないじゃない
パジャマなんてどうでもいいでしょうに
全く......
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