ここ数年でみた映画のなかでも、3本の指に数えられるほど、素晴らしい作品でした。

 

感動・・・・しました。そうとしか言えない。

 

アル・パチーノの演技も鳥肌もの。

 

 

 

 

勇気をもらえました。「勇気をもらう」っていう言葉が、これほどしっくり合う作品も、なかなか無いんじゃないでしょうか。

 

もしかしたら、観るべくして、観たのかな、というか。観させて頂いたのかも・・・なんて。

 

 

 

 

間違った人間だらけに囲まれてしまい、

 

正しいことをしても、クスクスと笑われたり、貶されたりして、

 

「もしかして、自分が間違っているのかも」

 

と、自信をなくしているような人がいれば、絶対に観るべき映画だと思います。

 

 

 

もっとわかりやすくいえば、

 

周りがみんな、ペットボトルを分別せずに捨てていて、それが当たり前になっているなかで、

 

自分だけが丁寧にフタを外してラベルを外して分別して捨てていた。

 

「そんなことしなくっていいよ。ばっかみたい」

 

って言われたとき。それを言った人の人数によっては、

 

「そうかな。自分が間違っていたのかも」

 

と思って、しまうのが、人間。

 

でも、正しいことは、決して「大勢がしていること」ではないのだと、気付かされます。

 

 

 

もっと、考えよう。

流されるな。

君の心の正義に、答えを聞こうじゃないか。

 

 

 

 

以下、(少しだけ)ネタバレを含んだ、考察。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* * *

 

 

 

 

集団、権力、そして、男のプライド(悪い意味で) というものについて考えさせられました。

 

自分が職場を追放されたときのことを思い出しました。

 

あいかわらずあの件に関しては、自分を責めてばっかりいましたけれど、実は、そうじゃなかったんじゃないか、ってこの映画をみて思うようになりました。

 

 

私は、あのとき、正義を貫いた。

 

自分が間違っていた(仕事をできない先輩のことをいじめる周りのことを黙認していた)と、認識を改め、はじめて、先輩が上司からパワハラを受けていたんだと気付いた日から。

 

貫くためには、上司の男としてのプライドを踏みにじったかもしれません。

 

だけど、悪いことは、悪いと言いました。

 

 

 

アル・パチーノの威風堂々たる演技が、その私の想いに、確信を与え、そして、応援をくれた気がします。大丈夫だ。他の全員が君の敵で、君を攻撃しようとしたとしても、俺(正義)がいるぞ、と。俺は見ている、と。

 

もう、私の心のなかには、あの場に凛々しく立つ、アル・パチーノが、まっすぐな目でこちらを見てくれています。すごく、すごく、心強いです。

 

もう、責めなくっていい。

お前は、間違っていない。お前は、良い人間だ、安心しろ、俺が保証する、とでも言うように。

 

腐っているのは、あいつらの方だ、と少し汚い言葉でやじりながら。

 

 

 

 

「私は今まで何度も人生の岐路にたたされてきた。

 

いつも私には正しい道がわかっていた。

だが、私は決してその道を選ばなかった。

 

なぜだかわかるか?

 

それは極めて困難な道だったからだ。

 

いま、ここでチャーリー(主人公)が岐路に立たされている。

 

彼は正しい道を選んだ。彼の旅を続けさせようじゃないか」

 

 

 

 

この映画を観られて、本当に良かったです。

 

もう、これ以上、自分を責めるのはやめにします。

 

もう、おわりにします。結論はでました。