引き続き、「モーツァルトの手紙」を読んでおります。

 

楽しいのと、目が疲れるのとで、ちびちびと読み進めています。

 

なんかね、もう、読んでいて恥ずかしくなるような感じがする手紙もあります。

 

笑っちゃうような手紙もあります。

 

芸術家って、私の印象では、気難しくって、暗い顔をしていて、ワケのわからないことを口走っていて、常人では理解できないような人間、というイメージですが、

 

モーツァルトさんはなんか、ちゃいますね(笑)

 

こんなおじさん(お兄さん?)、親戚にいたら超おもしろいだろうなーw という。

 

 

なにより本人が面白いことを言おう言おうとしている感がありますが、それだけではなく、そのキャラクター自体がお茶目で、笑いをとろうとしなくっても、つい見ていて笑っちゃう、みたいな、そんな人の良さがある気がします。

 

 

今日、なんだか笑っちゃったところを抜粋します。

 

 

* * *

 

(話の前提として、モーツァルトはヴェーバー嬢に恋をして、失恋しちゃった。ヴェーバー嬢は、ほかの人と結婚したあと)

 

「ヴェーバー嬢のときは、ぼくは馬鹿でした。それはそうに違いありませんが、惚れてるときには馬鹿でない人間っているでしょうか!実際、ぼくは彼女を恋していました。そうして、今でも彼女がぼくに無関心でないと思っています。ただ、ありがたいことに彼女の夫が嫉妬深い馬鹿なので、どこにも出してやらないから、あんまり会う機会がありません」

 

 

こわい・・・!(笑)こわいよモーツァルト君!

 

ストーカーの気すらします。思いこみが激しいというか。

 

でも、また別の女性にふっと恋しちゃうところが彼らしいというところ。