こんにちは。

年末に母のお墓もでき、納骨も済ませ
色々なことが落ち着いてきた。


父は母から口頭で受け継いだ
レシピを実践して
煮物やポテトサラダ、マカロニサラダ、
酢の物、カツ丼、牛丼など
料理のレパートリーも増えて
それを楽しそうにこなしている。

介護施設の運転のバイトも誕生日を機に
退職した。

お気楽になった。

振り返れば
母が7月まで通院していた総合病院は
8月からコロナクラスターにて対応に追われていた。

父が11月まで勤めていた介護施設は
今年に入りコロナクラスターが起きている。

母の生前、コロナがこのように間近に迫ってしまっていたらと思うと

今、闘病されている方、介護施設の利用者さんや職員、その支えとなる方々の心情はと思うと他人事ではありません。

ただでさえ、あらゆる方面に神経を使うのにクラスターってえーん

年明けの緊急事態宣言後
父は地域の施設の将棋通いは
とりあえず休止されていて行けず

町内会のイベントも全て中止

私や私の兄が週一ペースで
顔を見に行くものの
コミュニティに飢えているかもしれない。


10年前
父の兄嫁さんが急死した。

その半年後
父の兄はなんと
奥さんを追うように
自死してしまった。

なんで?

息子と娘が1人ずつ居るのに
何故えーん


私の父に限ってはそういう風にはならないと思う。

でも、
父のお姉さんたちは
その事例があるので父の事を
母が亡くなった当初から相当気にしていた。

私の兄も父の安否を気にして
仕事帰りに
よく実家に顔を出してくれるようになった。

鬼みたいな母が居なくなって
冬も暖房使いたい放題(暖房を父に使わせたがらない母だった笑い泣き)
誰にも文句を言われず
羽根を伸ばして暮らしていける父に
私はむしろホッとしている部分もあった。

でも
母の死後
父が時々言うんですよ。

いやー自死した兄貴の気持ちが分かるわ

ってアセアセ

1人は寂しいもんだぞー

やっぱり
うるさくても
お母さんがいた方がよかった。
男は弱いなー

って。


月が変わったので一昨日
父と実家に隣接する母の墓参りに行った。

そこで父がまた
言っていた。


こうなってみて
兄貴の気持ちが分かるよ

って。明るく言う。

その兄貴のお墓は
母のお墓の隣にある。



実は
この年末

その伯父の息子君も…


自死してしまいましたえーん

心の優しい
病みがちな人を
勇気づける力のある
イケメンの従兄弟でした。

負の連鎖。

1人遺された娘さんが先日納骨法要していたようです。

私の父は8男の末っ子。
驚きの8男。
お兄さん達はほぼ他界。

戦争による殉職が1人
あとは皆さん老衰です。

ここ20年ぐらいは
お兄さん達との親戚付き合いは
遠のいている。

一方
90歳前後の姉が4人存命している。
姉さん方との付き合いは良好。
だから、寂しいとは感じないかなと
思っている自分がいた。


父、
普通にしているように見えるし
明るく振る舞っているけど
ほんとはすごく寂しいのかな。
心細くなってしまったのかな。

父のお兄さんは
奥さんの死後
半年で追ってしまった。

そろそろ
父も母を亡くし半年です。

色々身辺整理が終わって
落ち着く時期…
ぽっかり心に穴が空いたことに
気がつく頃。

父は今そこにきている。

父に元気を出してもらえるよう
継続して働きかけをしていかないと

ボケてもいけないし
足腰弱くなってもいけない

支えていかなきゃ。

改めて気を引き締めたお墓参りとなった。