今日は、午前中は地鎮祭奉仕で、夜は今月15日斎行する大祭の打ち合わせ会です。

 

さて、昨日は、第72回金沢百万石まつりのメインである百万石行列が開催され、私は、金沢東街頭交通推進隊員として交通整理にあたりました。

 

 

まず、武蔵が辻交番に午前11時半に集合し、お弁当をいただきました。

 

 

そのあと、出動まで1時間ほど時間があったので、百貨店の金沢エムザ1Fの黒門小路にある、上林金沢茶鋪で同じ支隊のT隊員とお茶をすることにしました。

 

 

抹茶ガトーショコラ付きのコーヒーセットを注文したのですが、コーヒーカップも受け皿もスプーンも金ピカで、それにケーキにも金粉で彩られ、金箔生産日本一の金沢らしいセットでした。

 

 

午後1時、所定の武蔵西交差点で配置につきました。

 

 

T隊員も交差点でスタンバイしたのですが、だんだん観光客が増えて参りました。

 

 

午後2時、交通規制が敷かれ車がまったく走っていません。

 

この時間、金沢駅東広場の鼓門をバックに、出発セレモニーが開始されるのですが、駅からこれだけ離れていると、何をやっているのかさっぱりわかりません。

 

 

午後2時半頃音楽パレードがやって参りましたが、これが長いんですよね~。

 

出演されている方々は、この日のために練習を重ねて来られたと思うのですが、音楽パレードは金沢の歴史や伝統文化とは無関係のものなので、あえて写真は撮りませんでした。

 

 

続いて、ミス百万石の3名がオープンカーで通過して行きました。

 

 

私の大好きな加賀獅子舞がやって参りました。

 

泉町獅子舞保存会、近岡町加賀獅子保存会、木越町獅子舞保存会、大野町獅子舞保存会、諸江町上丁獅子舞保存会(行列順)と続きました。

 

 

昨年、当社氏子の獅子舞が出場したので、今年は出場できないのですけど、伝統のあるものはやはりいいですよね!。

 

 

金沢の獅子舞の棒振りは、往時40流派ありましたが、現在は柳川流、出雲流、玉田流、合羽流、長尾流、新陰流、大島流、天神真揚流など16流派伝えられていて、いづれも「土方流」と「半兵衛流」の二大流派から枝分れしたものです。

 

 

土方流は、山の上町に道場を構えていた浪人の土方常輔と同惣右衛門らが、武芸を応用した棒ふりを指導したことがはじまりで、主に浅野川以北で広まりました。

 

 

一方、半兵衛流は、地黄煎(じおうぜん)町(現在の泉が丘2丁目)に道場を構えていた町田半兵衛が生み出した流派で、柔術や薙刀、居合、鎖鎌などに工夫を加えて編み出され、主として犀川以南で行われていました。

 

 

泉町獅子舞保存会の「寛政獅子」による、町田半兵衛流の演武が目の前でおこなわれたのですが、なかなか迫力がありました。

 

半兵衛流の大人の棒振り者は、裁付袴(たっつけばかま)に“渡り蜻蛉(とんぼ)”の絵が描かれています。

 

 

お願いして、袴を撮らせていただいたのですが、袴には「渡」という字とともにトンボの図柄と水玉が染められているのがわかると思います。

 

 

獅子舞に続くのが加賀とび行列です。

 

市内の49消防分団が、纏(まとい)を捧げて歩くさまは勇壮ですが、残念ながらこの場所でのはしご登りの演技はなく、素通りして行きました。

 

 

はしご登りの演技は、武蔵が辻でおこなわれました。

 

 

尾山神社の御神幸(ごしんこう)が参りました。

 

 

尾山神社の御鳳輦(ごほうれん)が静々と進んで参りました。

 

 

馬上は宮司さんです。

 

 

大人奴行列もやって参りました。

 

粟崎奴保存会による、迫力のあるユニークな演技が披露されましたが、声が枯れないか心配でした。

 

 

多くの奥女中にかしづかれて、お松の方行列が近づいて参りました。

 

 

正室で、利家公とともに加賀百万石の礎を築いたお松の方役に 、今年は元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で女優の紺野まひるさんがつとめました。

 

 

前田利家公入城行列がいよいよ近づいて参りました。

 

 

でも、利家公よりも、地元民放局にゲスト出演していた、みやぞんの方に人だかりが出来ていました。

 

 

いよいよ行列の主役・利家公の登場です。

 

 

今年の利家公役は、歌舞伎役者の市川右團次さんです。

 

 

行列の最後は赤母衣衆(あかほろしゅう)です。

 

 

午後4時半に行列も去って、交通規制解除後、帰路についた次第でございみす。

 

 

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