天気予報通り、昨日の午後から雪が降り出して、そんなに積りはしませんが外は真っ白です。


昨日の朝、短大生の娘を最寄りの駅まで車で送って行ったのですが、タイヤ屋さんの前はスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)に交換する車で30台ほど列をなしていました。

私の車はフルタイム4WDで、3年ですぐタイヤがすり減ってしまうので、新しいスタッドレスタイヤを前もってタイヤ屋の社長に注文していたのですが、これじゃ何時間待ちになるかわかりません。


なので、お昼過ぎに行ったら比較的に空いていたので、夕方取りに来ますと言って車を置いて、歩いて森本市民センターまで行って、伊勢参宮旅行で地区民生委員の定例会に出られなかったので資料を受け取り、ついでに衆院選の期日前投票をしてからタクシーを呼んで帰宅しました。

夕方、ふたたび女房の車でタイヤ屋さんに車を取りに行ったのですが、午後から雪が降ってきたこともあって、タイヤ交換待ちの車やトラックが行列を作っていたのを尻目に、余裕で車を運転して帰りました。

ですが、書き入れ時とはいえ、タイヤ屋の社長や従業員は疲労困憊(こんぱい)の顔をしていました。

さて、今日も伊勢参拝記の続きを書かせていただきます。

朝5時半に起床し、大浴場でお風呂に入って清めてから、戸田家さんの美味しい朝食をいただきましたが、ご飯を三杯もおかわりしてしまいました~。


朝7時15分に宿を出発して、まずは外宮さんへと向かいました。

この日、石川県からの参宮団が多かったので、当神社庁金沢市支部と同珠洲支部のA班と、同加賀支部と同小松能美支部のB班の、2班に分かれての時間差の参拝となりました。


朝一番に豊受大神宮へ、特別参拝である御垣内参拝をおこないました。


バスで内宮へ移動し、各号車ごと宇治橋前で記念写真を撮りました。

ですが、生憎の雨です。これはきっと、神社庁珠洲支部の雨男宮司のせいに違いありません!!。


先月の、神社庁石川支部の参宮旅行へ行った時もブログで書きましたが、今年10月3日に竣工になったばかりの鳥居です。

手前の新鳥居は豊受大神宮(外宮)旧正殿の棟持柱(むなもちばしら)が用いられ、渡った向こうの新鳥居は皇大神宮(内宮)旧正殿の棟持柱が用いられております。

なお、棟持柱については、羽黒宮司さんの昨日のブログをご参照ください!。


手水舎でみなさんの手水の様子を撮ってみましたが、さすがに神社庁支部の参宮団に参加なされる方だけあって、中には神社総代も多くいますが、作法通りでございました。


そうすると、ちょうど斎館より大宮司、少宮司以下禰宜、権禰宜の方々が参進する様子を拝することができました。

これは、昨日のブログにも書いたとおり、前夜、内宮別宮の風日折宮(かざひのみのみ)において「遷御(せんぎょ)」がおこなわれたため、この日午前9時より天皇陛下よりの幣帛(へいはく)を奉る「奉幣(ほうへい・ほうべい)」が斎行されるからです。


内宮神楽殿授与所向い側の奥の方に、鳥居と宇治橋によく似た橋が見えます。これは五十鈴川支流の島路川に架かる風日折宮橋で、この橋を渡ると右手に内宮境内別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)が鎮まっております。

当然、祭典中なので参拝停止です。それがわかっていたので、今回は風日折宮への参拝は予定に入れませんでした。


皇大神宮へ御垣内参拝をさせていただきましたが、当然ここからは撮影禁止です。


引き続き、内宮神楽殿で「第60回 伊勢神宮新穀感謝祭」に参列させていただきました。

ここも殿内は撮影禁止です。


新穀感謝祭の祝詞奏上のあと御神楽の奉納があり、舞姫四名による「神宮倭舞」、一人舞の「人長舞」と続き、最後に舞楽が奏されました。なお、くわしくは伊勢神宮HPの太々神楽の種別と舞をご覧ください。

で、先月お参りに来た時は「蘭陵王(らんりょうおう)」でしたが、今回は同じ走り舞(はしりまい)の「還城楽(げんじょうらく)」でした。

撮影禁止なので、ネットから拾った画像で説明しますが、還城楽は桴(ばち)を持ち、作り物の蛇を捕えて勇壮に舞うもので別名「見蛇楽(けんじゃらく)」の名があります。

一説には西域の人は好んで蛇を食するため、蛇を求め得て喜ぶさまを模して舞にしたとも、また唐の時代宗廟で奏すると霊魂が蛇となったためともいわれています。

ですから、蛇の作り物がある時点で、すぐに還城楽とわかるのです!。



参拝後、巫女さん(舞姫)よりお神酒を拝戴しました。


参拝のあと、門前のおはらい町やおかげ横丁で買い物タイムとなりました。

いつも人でいっぱいのおはらい町も、雨のせいか人もまばらです。


今回、参加された中に、子供の頃からスポーツ少年団でのキャンプや沖縄海洋博などの大会でお世話になった、姉御肌のみっちゃんがいました。ウチの支部長と同級生ということで今回初めて友人と2人で参加されました。

みっちゃんとその友人の方は共に商売をされているので、伊勢に行くと家々の門口で必ず目にする「蘇民将来子孫家門」や「笑門」「千客萬来」と墨書された門符付しめ縄が欲しいというので、おかげ横丁の宮忠へ案内しました。

お正月も近いので、大小様々なしめ飾りが置かれておりました。


なお、神具製造販売老舗の宮忠の本店は、外宮せんぐう館向かいにあり、昨秋当社の氏子会で神宮に参拝したおり、神宮様の茅葺神殿を求めた方が何人かいらしたのですが、神宮の神棚には神鏡が付いていないので、宮忠本店にご案内しました。


買物後、みっちゃん達と赤福本店で赤福ぜんざいを食べようと行ったところ、満席だったので仕方無く向かいの別館に入りました。

受付で3人分の代金を支払ってしばらく待ちましたが、なかなかぜんざいが運ばれてきません。のれん越しに厨房をのぞいて見ると、ていねいに店員さんが餅を焼いているのがわかりました。

注文を聞いてから餅を焼くとのことです。


焼き立ての餅といい、大納言小豆といい、伊勢茶といい、赤福ぜんざい(¥520【税込】)は超まいうーでした。

添えられた口直しの、かり梅と昆布と一緒にいただくとまた違った味わいでございみした。寒かったので、ぜんざいで体も温まりました。

なお、私の過去のブログ・おしるこ・ぜんざいの違い?もご覧ください!。


新穀感謝祭のご招宴にあずかるため、神宮会館へと向かいました。

会館大講堂のおトイレで自分を写しているところです。


本年は、神宮新穀感謝祭が昭和31年に開始されてより60周年の節目ということで、伊勢神宮崇敬会より各支部代表に顕彰状と記念品が贈られました。

画像は、神社庁金沢市支部を代表して支部長が、伊勢神宮崇敬会豊田章一郎会長(代理)より顕彰状を授かっているところです。


神宮会館大講堂に一堂に会した、当県参宮団各支部(金沢市支部・珠洲支部・小松能美支部・加賀支部)のみなさんです。総勢で400名以上です。

県神社庁の本団は、来週の9日~11日に参宮する予定なのですが、参加するのは輪島市部と河北支部の2支部のみなので、こちらの方が本団のような気がします!。


清興(せいきょう)として、若柳流師匠による「伊勢みやげ」という舞踊を拝見して…。


直会(なおらい)ですので、お神酒の白鷹で乾杯いたしました~!。


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