先日島根に行く用事があったので、島根出身の知人にお勧めを聞きました。

 

“島根もいいところたくさんあるけれど、近いから鳥取の投入堂がいいよ”

 

どうやら一部では日本一参拝が難しいとされているとのこと。

早速レンタカーを手配して行ってまいりました。

 

トヨタレンタカー松江駅南店から南下して山陰道に入り、名探偵コナンの有名な北栄町を経由し、吉倉市、三朝温泉を横切りいざ三徳山へ。(標識があるので全然迷いません)

 

とにかく空気が綺麗で、緑の中の風がとても気持ちよく、最高の場所でした。

しかし今年は全国的に猛暑が続いており、当日はどうやら人が少ない模様。

 

三徳寺の入り口、緑と風が気持ちいい。登るのも苦ではない。

 

しかし、入り口に着いて看板を見て驚愕、、、、、

 

 

”人数???2人以上???”

 

嘘かと思って受付の人に聞いてみたら、

 

”事故があったんで2人以上です、なので登れません”

 

 

そして無常の”またのお詣りをお待ちしております”の看板

 

つい脳内で

”おい一休!!ひどいじゃないか”

と言っても、

何故か17時過ぎの区役所窓口、15時過ぎの銀行の口調で

”またのお詣りをお待ちしております”

と脳内再生。

 

しかも猛暑で周りに人が全くいない。しかし、ここまで来てそのまま帰るわけにはいかない。

 

気温よりも自分の情熱の方が猛暑でしたので、ここは登る人を待つことにしました。

 

↑ずっとこの景色を見ながらひたすら階段を登ってくる人を待ちました

 

近くを通る車の音にいちいち反応すること1時間弱、まさかの自分と同じ状況の1人の参拝者が来ました!見た目には20代前半の男性。しかもなんとなく話しかけやすいイメージ!

 

”一緒に登りませんか?” →”えっっっ??(なんだこいつみたいな表情)”

→”一人じゃ登ってはいけないみたいで”→”そうなんですね(本当か?みたいな表情)”

 

いずれにせよ、なんとか投入堂までの参拝が可能になりました。

 

 

”本当に日本一参拝が難しいの?だいたい言い過ぎなパターンなやつじゃないのか?”

そう思いながら入り口をくぐり、歩くこと2分

 

 

???

まあ登ってみるかと思い登ったら、次は

 

 

これガチなやつだとすぐに気付きました。

 

そうとなれば、よく分からないけど信じられるのは順路の看板のみ、

ひたすら進む

 

 

とにかく無心で進むのみ

 

 

鎖とかももはや気にしない、そんなもんなのだろうと思いひたすら進むと

着いたのは地蔵堂

 

 

景色、風、空気全てが最高だが、

若干の高所恐怖症の自分には8月中旬ぐらいの夏休みの宿題ばりに進めない。

 

(必死に撮った景色をどうぞ、実物の5割減ぐらいです。是非直接見に行ってください)

 

 

そしてそのまま順路を進むと衝撃の道

 

 

足を踏み外せない、岩の間にある穴

”なんか見たことある気がする?デジャブ!!”

 

しかし絶対に投入堂は初めてである。そこで看板の一休さんばりに考えてみることに、

 

https://note.mu/momentumyy/n/nac1a271a3ac4より

 

考えること数分、、

”はっっっっっっ!!!!”

 

気づきました。

”これは完全にスーパーマリオブラザーズ!!”

 

”小さい頃ひたすら熱中したスーパーマリオブラザーズだ!!”

 

それからはもうあの音楽がひたすら脳内再生リピートしっぱなし。

クリボーを踏みつけキノコを取って、

音楽はたまにスターを取ったり、土管の中に入ったり変わるが、

ひたすら1−1の繰り返し。

 

おかげでそのまま無心に登り続けることが出来ました。

 

 

気付いたら手前の観音堂、そして投入堂の看板。

奥に進むと

 

 

着きました!!無心に登っていたから気づきませんでしたが、軽く1時間は経っていました!

これは日本で一番参拝しにくい認定でもいいような気がします。

とりあえず記念写真。

一緒に登っているのは先ほど出会った人なので、黄昏れる時間が無い感じですが大満足。

 

あるあるですが、

 

 

帰りはめちゃめちゃ膝にきます。

というか落ちないように一苦労。

 

是非とも皆様行って見てください。

1人での注意点

 

教訓

・1人では登れないので、ぼっちには厳しい

・そして一緒に登れる人を待っている間は、入口の一休さんとの戦い

・しかし、今回は猛暑でしたが1時間ほどで一緒に登る人が見つかった

・知り合いと行かないと黄昏れにくい、あるいは黄昏るためには鉄の心が必要

・YouTubeで確認するのもいいが、スーパーマリオで予習すべし

・帰りの方が怖い

 

帰りは吉倉市と北栄町に行きました。こちらも是非。