先日友人と久々に休みが合ったので、旅行に行ってまいりました。
直感を信じて今回は ”2泊3日 奄美大島 ケンムンの旅” に決定!
奄美大島って聞いたことあるけどあまり詳しくなくて、せっかくの旅行なのでまずは下調べ。
※ざっくり奄美大島まとめ※
①九州と沖縄の間にある日本第5の面積の島(4島を除く)。人口42000人ほど。LCCも就航してアクセス抜群でますます人気になってきているらしい。
②ビーチ、マングローブなど豊かな自然。ダイビングにサーフィンにシーカヤック、そしてパラグライダー。美味しい島料理に黒糖焼酎。ハブがいる。爽やかな海風と温暖な気候、温かい人達。書ききれません。
③どうやらケンムンという奄美伝統の妖怪がいるらしい?
奄美伝統の妖怪?
奄美大島の下調べを始めて、ものの数分でケンムンに夢中になっていました。
※ざっくりケンムンまとめ※
①河童に似ているが、色々な動物に変身する能力を持っているらしい。
②人の住んでいるところと、山や海の中間ぐらいに住んでいるらしい。
③相撲が好きらしい(←自分も相撲は好きである)。
④タコが嫌いらしい(←少し引っかかった、自分はタコが大好きだからである)。
⑤あまり悪い妖怪じゃないらしい(←個人的にこれはけっこう重要だと思う)。
⑥そして“目撃報告がそれなりにあるらしい“。
タコが苦手なのがやや引っかかったが(何度もいうが自分はタコが大好きだからだ)、目撃情報がそれなりにあることを知り、気付いたらケンムンに強烈な親近感を感じていた。
それと同時に今までケンムンの存在を知らなかった自分たちを強烈に恥じた。
こうして今回の奄美大島はケンムンがテーマとなった。
1日目
奄美空港はコンパクトで、また気候も相まって人の温もりが伝わってくるような場所であった。外へ出ると気持ちのいい海風と日差しに迎えられた。到着して早くも奄美に来て本当に良かったと感じた。早速レンタカーに乗ってケンムンを探す旅に出かけた。
↑空港を降りてすぐ気持ちのいい海風と日差しに迎えられた。
まずは北上してアヤマル岬に向かう。岬の上からケンムンを探す作戦である。
↑アヤマル岬。本当に綺麗である。
早速ケンムンとは関係ない話であるが、アヤマル岬はジョークで”謝る岬”と言われることもあるらしく、一緒にいた友人は神妙な顔で何かに謝っていた。45度以上傾ける真摯なお辞儀を久々に見た。そこに武士道を感じて、自分も見習おうと思った。
岬の下に気になる乗り物があったので乗ってみた。このイルカの乗り物は漕ぐと前に進むだけでなく上下にも動くので想像以上に揺れた。とても楽しかった。
↑イルカの乗り物。前に進みながら椅子が上下に揺れる。
レンタカーで景色を見ていると気になったことがあった。ふと気付くと土俵が見つかる。それも1つや2つではない。ケンムンの相撲好きと関係があるのか定かではないが、日常に土俵がある風景は不思議である。
↑島に土俵が多いのは何故?気のせい?
↑土俵の近く、通りがかりに見かけた屋仁教会もとても素敵であった。
↑途中で食べた鶏飯のダシがとてつもなく美味しい。
ケンムンの話とは少しずれますが、ハブセンターにも行ってきました。
ハブinハブ、感動しました。
※やや強烈なので写真は割愛
夕方は喜多八さんで島料理を食べました。とても美味しい。
結局ケンムンとは遠いい1日目でした。
2日目
ここからがケンムンの旅の本番である。空からケンムンを探すためにパラグライダーに乗る。
まだ見ぬケンムンを探すために、とにかく目を凝らす。昔からウオーリーを探せは得意である。
↑風と日差しが気持ちよく、海が本当に透き通っていた。
しかしなかなか見つからず、砂浜に着陸する。
足元にケンムン!!?
↑ケンムン!?
と思ったが、自分の影であった。
痛恨の勘違いである。
我々はそのままケンムン目撃情報が多い宇検村に移動してみた。
↑やはり土俵が、目に入る。
しばらく進むと我々の前に異彩を放っているガジュマルの木が目に入ってくる。
明らかに存在感がある。
↑圧巻のガジュマルである。風通しがとても心地よい。
言葉にならないほどの圧巻の景色であった。
自分もガジュマルのように足元からしっかりしなければいけないと考えさせられる。
そして見上げると、ついに念願の相手に会う事ができた。
ケンムンが笑顔で迎え入れてくれたのである。
↑笑顔で屋根の上に寝そべるケンムン
ガジュマルに住む奄美伝統妖怪ケンムン。
やたらくつろいでる格好が気になったが、うち寄ってきなよと言わんばかりに笑顔が本当に素敵であった。
2泊3日、旅先に迷ったら奄美大島ケンムンの旅、おすすめです。