朝起きると手は相変わらずの痛さ。

 

それよりも腰が痛い!!!

病院のベッドは腰痛製造ベッドじゃないかと思うぐらい、

腰が痛い。

 

朝早く(6時ぐらい)起きてしまったのは手の痛さじゃなく、

腰の痛さが原因じゃないかと思うぐらいでした。

 

腕が吊った状態なので、

寝返りが打てない事も要因だと思いますが、

何しろ腰が痛い。

 

すいません話がそれました。

 

朝食を終えると、9時頃から先生の回診があるとのことでした。

ガーゼを交換して、消毒してくれるようです。

怖いなー、でもしょうがないなーと思ってると先生が来ました。

「ガーゼ交換しますねー。痛いけど我慢してねー。」

そういわれながらガーゼを取っていきます。

まだ術後の手を見てない私はドキドキしていました。

 

徐々に見えてくる指、傷口、骨を固定するピン、

改めて怪我の酷さに落胆するのと共に、

グロテスクな状態の手に気持ち悪くなって吐き気がしました。

 

当然消毒などは痛かったのですが、

それよりも心のショックが大きすぎて、

朝の腰が痛いとかどうでもいい気分でした。

キズとか血には割と強い方だと自分では思ってましたが、

自分の手を見て吐きそうになってしまうなんて思っても無くて、

本当にショックでした。

 

そんな時先生が「指どんな感じで動く?」と聞いてきました。

そうか!シーネもないから動かそうと思えば動くのか!

そう思って各指を少し動かそうとしてみます。

 

中指は根本がピンで固定されており、

あまり動かしてはいけないようですが、

微妙にぴくぴく動きます。

何とかこいつ生き残ろうとしてくれてる!

そう思うとうれしくなりました。

 

薬指は相変わらずぼわーっとしてて、

一応動きますが触っても感覚が全くありません。

 

小指も根本がピンで固定されておりますが、

少し動かせました。

 

「経過は良好ですね!ただ中指はまだ分かりませんので、

 過度な期待はしないでおいてくださいねー。」

と先生が言ってくれました。

 

ちなみに入院は事故日も混みで4日間とのことでした。

4日もすると特に病院ではすることないってことなんでしょうね。

昨日と今日は化膿止めの点滴をずっとしてましたが、

3日目から化膿止めの点滴は無くなりました。

この怪我で4日か―!はやっ!と思いましたが、

癌でもすぐに退院させられるという話をよく聞くので、

最近の病院はやっぱこんな感じで早いんだなと思いました。