夏風邪絶賛静養中のプロレス好きのおっさんです。
今日も1日横になって休みますm(_ _)m
プロレス好きなおっさんは、いつもついつい懐古的にプロレスを見てしまいます。
これはもう一種の病気ですので、軽く受け流して下さい。
とあるブログで、
昔は良かった、それに比べて今のプロレスは…
ってあーだこーだ否定する古参のプヲタさんのお話があった。
そんなおっさんにはなりたくないと思う今日この頃。
え?すでになってるって?(笑)
ゴメンねゴメンねー。
どんなジャンルでも新しいモノを受け入れない頑固な懐古主義者がいます。
ジャンルを潰すのはマニアであるとも言われております。
新しいモノを否定してるだけでは何も生まれないし、誰も得しないとは思ってますが…
ドラクエが今最新いくつか?知りませんが、
ドラクエ2が良かったね!とかドラクエ3が一番だよね!とか言ってるくせに、
最新のドラクエが出れば、喜んで飛びつくんですよ。
結局はお前ドラクエが大好きなんだろ!って放っておけば良い気もします。
相変わらず例えが貧相で申し訳(笑)
みんな結局はプロレスが好きなんですよ(爆)
このブログでは、なるべく素敵なエピソードとか、私的にプロレスのほっこりするような事を色々とリマインドしてきました。つもりです。
捉え方の違いだけだが、
昔があるから今がある、
という考え方よりも、
昔からずっと繋がっている。
の方が私的にはしっくり来て、
点ではなく、線で繋がった時にプロレスというものは、とてつもない感動を生むもの。
目の前に出された料理は何もしなくとも美味しいんだけど、
ちょっとしたエピソードとかスパイスを効かせる事によって、また違う味が楽しめる!的な。
そんなものを色々な方々に少しでも伝えてから死にたい。(死ぬ予定はまだ立ってない)
と思っている、言わばプロレスおせっかいブログなのであります(笑)
ピリッとスパイスを効かせるようなブログでありたいと勝手に思う所存です。
なので、
ここはマイペースで行くのみです(笑)
さて…
いつも、さて!
からが本題です。毎度長くて申し訳。
絶賛開催中のゼロワンの国の火祭りです。
今年は例年以上に各団体から凄いメンバーが出揃っております。
そんな中で、初出場なのに、
「今年"こそ"は優勝します!あっ…初出場でした…」と言った男がいましたね(笑)
先日バトルメンで流れた映像を見て、俺はフリーズしてしまいました。
田中将斗vs宮本裕向
30分時間切れ引き分け
思い出の雁之助クラッチを見て、スイッチが入ってしまいました。
ブードゥー入りしたが弾丸は弾丸であり、
今回の火祭りで拳王さんに噛み付かれているが、熱いものはどんどん来やがれ!の弾丸さん。
俺よりも3つ年上の弾丸さん。44歳。
弾丸さんの発する言葉には説得力しかありません。
最近ずっと気になってるのは、
弾丸ヤンキースのメンバーでもあった小幡さんだけには、弾丸さんはずっと厳しく接してます。
火祭り前年度優勝者の小幡さんです。
なんで、小幡さんにはそんなに厳しくあたるんじゃろうか…
最近のゼロワンでの弾丸さんのイメージはそれが強かったので、この宮本戦のダイジェスト映像を見て、少しびっくりしたのです。
引き分けのあと、弾丸さんは満面の笑顔で、
「またやろうなっ!なっ!」
と、宮本さんに言ったのです。
なんか何の関係もない俺が嬉しくなっちゃいましてね(笑)弾丸さんの笑顔が。
田中さんはFMW出身のお方であり、
宮本さんはそのFMWの流れであるWMF出身であります。
宮本さんの師匠であるミスター雁之助さん。
ミスター雁之助さんは田中さんの少し先輩。
そんなプロレス的な下地で繋がっております。
そんなお二方のルーツはFMWですが、リング上での初遭遇はあの磁場でした。
2009年の最侠タッグリーグ戦。
この最侠タッグリーグを復活させたのはマンモス佐々木さん。
ちなみにマンモス佐々木さんもFMW出身。雁之助さんや田中さんの後輩になります。
大日本プロレスのタッグ戦線が盛り上がってきたので、どのチームが一番か決めようぜ!
ってマンモスさんがリーグ戦の復活を望み、実現しました。
宮本さんはこの時、若きデスマッチヘビー王者でした。
佐々木貴さんとのタッグでエントリー。
デスマッチ枠の優勝候補筆頭。
オリジナル邪猿気違's、伊東&修司、小林&MASADA、イサミ&竹田などがこれに続いておりました。
一方でマンモス佐々木さんは関本大介とのタッグでエントリーしますが、
リーグ戦の最中に交通事故でマンモスさんが負傷欠場となり、
急遽、関本さんのパートナーとして田中さんが登場します。
弾丸「俺と大ちゃんが組むっちゅーことは、決勝トーナメントどうこうではなく、もう優勝しかないし、その先も俺は見てるから!」
強すぎるタッグチームが急遽エントリー。最侠タッグの優勝候補筆頭となる訳です。
大日本のタッグリーグはABブロックの一位と二位がたすき掛けで決勝トーナメントを戦います。
準決勝で、一位通過の田中&関本組と、二位通過の宮本&佐々木組がぶつかりました。
これが、宮本裕向と田中将斗の初対決だった。
デスマッチ王者だろうが、何だろうが、弾丸さんには関係ない。
厳しい攻めで宮本さんを圧倒します。
おら!立てコラ!
厳しい先輩が宮本さんを潰します。
試合は8:2…いや9:1くらいで田中&関本組が攻めまくっていた。
しかし、宮本さんも貴さんも必死に食らいついた。後楽園ホールは熱狂した。
やられてもやられても立ち上がる宮本さん。
スライディングDを食らっても、その心は折れない。
田中さんが「大ちゃん来い!」と眉山。
眉山の真ん中に弾丸さんがいる画がまた凄い。
そして、粘りに粘っているとチャンスは訪れるもので、
眉山そして関本さんのぶっこぬきジャーマンをもキックした宮本さんは、
関本さんがラリアートに来たところを捕らえ、
腕を固めて、胴体に絡み付き前方に1回転。
これが直伝、魂の雁之助クラッチである。
これで3つ入る。後楽園ホールは大爆発。
試合後の弾丸さんは清々しい表情です。
「負けは負けやしね、そこは俺らの詰めの甘さが出た試合やね。
こういう俺とか関本みたいなスタイルが…一番コロッとイカれやすいやられ方っていう…
そういう教科書通りの…セオリー通りのやられ方をしたっちゅーか…
まぁでも最後の…ほんとにあいつ(宮本)が決めた雁之助クラッチは…
そこにこう…なんかしらの魂というか…そういうものを感じたよね…」
(泣)また教科書が出てきた!!
大先輩である弾丸さんに爪痕を残した特攻ヤンキー。
若きデスマッチ王者は素晴らしかった。
そして名言が生まれます。
「俺達はプロレスやってんだよ…」
プロレスっておもしれーだろ?
ゼロワンとか、大日本とか、666とか、火祭りとか、一旦横に置いといたとしても、
田中将斗vs宮本裕向の中には、
FMWだったり、ミスター雁之助さんが繋がっている訳で、そこにはマンモスさんもハヤブサさんも見え隠れしており、
何ならミラコレまで見えるくらいです。
そんなプロレスの繋がりをこれからも大切にしたいなと、おっさんは目を細めております。
しかし、この2009年のリーグ戦で優勝したのは、ダークホースのイサミ&竹田組だった!という。
プロレスには夢がたくさん詰まってますね。
さて、ゆっくり休みながら…
そろそろG1のお勉強もしようと思います。
この夏に真壁さんのシングルが観れる喜び。
そして内藤vs棚橋戦というものを観れる事になり、今からドキドキが止まりません。
棚橋さんのシングルを生で観るのもたぶん初めてのことです。緊張してきました(爆)
プロレスファンの皆様、熱い夏にしましょう!
なんじゃそりゃ(笑)
ではまた。
♯OUTTA NOWHERE!!