こんにちは
「おハム」です。
一昨日、娘の披露宴がありました。
昨年8月に入籍、11月には親族だけの挙式披露宴は済んでいて、今回はお友達や職場の同僚を呼んでの披露宴となりました。
このご時世ですが沢山の方が出席して下さり、お祝いして頂くことが出来ました。
皆様、ありがとうございました
が我が娘、やらかしておりました。
なんと、当日着るドレスを持ってくるのを忘れたんです(どぇぇぇ〜‼️)
しっかり者で完璧主義、それ故肝心な所でやらかす事はチョイチョイありましたが、ドレス忘れるって・・花嫁としてどうよ
「終わった・・・」と娘は思ったそうですが、間髪入れず新郎が
「取りに帰ります‼️」
と全力ダッシュで戻って行ったそうです。
娘もその行動の早さにはビックリ
電車の中でも走ったんじゃないかの勢いで戻ってドレスを届け、挙式を行わず披露宴だけだった事や他に結婚式がなかった事などが幸いし、無事披露宴が開催されました
今回の披露宴では、三交代制勤務の新郎は予定が合わなかったり眠かったり、パソコンが苦手だったりで準備は娘がほぼやっていて、「私だって仕事してるのに、なぜ私ばかりがやらなければいけないの」と、不満タラタラでした。
(イヤイヤ、完璧主義のあなたが自分の首をしめている、と内心呟く私・・)
でも、このハプニングのお陰で1人で完璧は無理、人はお互い足りない所を補い合って生きている、と言う事に気がついたそうです。
披露宴も終盤を迎え、新郎が「結婚してくれてありがとう、大事にします」と言う手紙を読んで終わる予定でした。
そこで娘が「ちょっと良いですか?」とマイクを借りスピーチを始めました。
今日、自分が着るドレスを忘れた事、
それを彼が一言も責めず怒らずに全力ダッシュで取りに戻ってくれた事、
今まで不満だらけで申し訳なかったこと、
そしてこの人を一生大事にします、と
皆さんの前で約束しました。
朝、Twitterで新郎の「忘れ物を取りに戻ってます」の呟きを見た友達は
「バカなやつだなぁ」
と思ったそうですが、こんな事情があったと知り、改めて新郎の人柄と2人のこれからの未来に温かな拍手が湧き起こりました
ドレスを忘れると言うこのやらかし事件は、2人にとっては絆を深める大きな機会であり、また友人達には新郎への友情と信頼を深める機会ともなりました。
「塞翁が馬」
娘の座右の銘です。
目の前で起こっている事が、これからどう言う意味を持つかなんて本当にわからないものですね。
全ては喜びに繋がる何かなのかな
それが分かるのは明日か、1週間後か、1年後か、100年後か、1億年後か・・。
「Congratulations!」
だが、しか〜し
チョイチョイ起こす大きなやらかしは心臓に悪いから勘弁して欲しい
娘よ、完璧主義はほどほどにしてくれ‼️と叫ぶ母でした