こんにちは
「おハム」です。
私は10年ほど週一でヨガに通っています
と、言っても皆さんが想像されるような美しいポーズがとれるわけではなく、私より年上のお姉様方と、いつまでも動ける体作りを目指したヨガです。(美しいポーズは遥か彼方のお山の向こう・・)
昨年、教えて頂いている先生が市内から電車で1時間以上離れた所に引っ越してしまいました。
今までのクラスは存続させてくれますが、交通費、労力などを考えてレッスン代を値上げさせて欲しいと言われました。
午前中に我々のクラス、午後に別の場所で教えているのですが、午前クラスはMAXで5人、少ないと2人の時もあり、今までも何回も存続の危機に陥っています。
先生の御好意によって何とか続けてこれましたが、今回の引越しにより考え直さないといけなくなりました。
皆んなで何回か話し合いましたが、「これ以上お金は出せない派」と「出しても続けたい派」に分かれ、まとまりません。
私はちょっとイラっとしました。
「えー、他にもイロイロ趣味をやっていて、生活が困窮してるわけでもないのに(逆に多趣味でお金がかかるのかも)、これでクラスが閉鎖になったらどうしてくれるの?」
(思えば事情もよく知らないくせに勝手な言い分ですよね・・)
おまけにその方は午前クラスを午後クラスの場所に移してはどうかとも言い出しました。
車🚗を運転しない私だけがそこに通えません。
こんな時私の悪い癖が炸裂します。
面倒臭くなると全部壊したくなるのです。
「もう、いっそのこと閉鎖しちゃえばスッキリするじゃん」
物でも壊れると「直す」よりも「買い替える」の発想が先だし、人間関係もちょっと問題があると「解決しよう」よりも「縁を切る」みたいな発想になってしまいます。
気に入らないことがあると癇癪を起こして物を壊す子供と同じ・・痛いアラ還おばちゃん
いかん、いかん、悪い癖、悪い癖
これで何度も後悔してきたはず。
冷静に、冷静に、スーハー、スーハー
大切に、大切に、スーハー、スーハー
危うく出そうになった「閉鎖」の言葉を飲み込みました。
「破壊の意図」
結局お金は出さないと決めた方は午後のクラスに移り(こちらは人数が多いので値上げなし)、私のクラスは通えない私の事を考えて場所はそのまま(ありがたや〜)値上げをして存続、これ以上減ったら閉鎖と言うことになりました。
そんな状況で3ヶ月、ナント先生もクラスによって値段が変わるのも良くない、とレッスン代は元に戻り、人数も1人増えました〜
あの時言葉を飲み込んで大切にし続けてみたら、良い方向に向かっていました。
「壊すのは簡単、そして一瞬」
私の悪い癖を戒めてくれた出来事でした。
「ぼんやりネコさん」