ハイチ・アートの歴史と、その魅力!
カリブ海の島国ハイチは、隣国ジャマイカが音楽で知られるように、優れたアートで知られています。その昔、奴隷として入植されたアフリカ系の人々が大多数を占めるこの国のアートは、宗主国フランスの印象派、ルソーなどの影響を受け、20世紀の初頭には独自のスタイルを確立。やがてハイチ・アートは欧米の外交官やビジネスマンの間で評判となりました。当時はナイーブやプリミティブと評されていたハイチ・アート。今では、世界のアートを学び、トレンドを知る若い画家達が、創造性と色彩感覚に富んだ新しい世界観を創り出しています。
(下左)ジョエル=ゴーチェ (下右)ギ=ジョセフ
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主催者からのメッセージ
震災で苦しむハイチのために、私たちにできること
2010年1月に、カリブ海の島国ハイチ共和国を襲ったM7.0の大地震。被災地では、今なお懸命な復興作業がつづいています。こんなとき、過去に幾度も震災の苦しみを経験した日本人なら、被災地の人々のことを我が身のように思いやることができるはずです。ハイチには、経済的・物質的な豊かさの代わりに、優れたアートがあります。ハイチ・アートの素晴らしさを、たくさんの人に知っていただくとともに、少しでもたくさんの力を集めて、被災地へと届けたい。それが私たちの願いです。ぜひ一度、美しいハイチ・アートに触れ、震災復興支援にご協力いただければ幸いです。
ハイチ・アートで復興支援をする会 代表 井上ジェイ
第2回震災復興支援ハイチ・アート展 収支報告
7月27日から8月4日にかけてセシオン杉並にて開催された第2回震災復興支援ハイチ・アート展は、無事終了いたしました。
ご覧になっていただいた方々、そして協力してくださった関係各位およびボランティアの皆様、ありがとうございました。
つきましては、収支と寄付金についてご報告いたします。
残念ながら予想に反して入場者が少なく、収支はマイナスとなってしまいましたが、それでも募金 62,732円はユニセフ親善大使黒柳徹子さんへ寄付させていただきました。地震で痛んだハイチの人々のために使われることを願ってやみません。
●動員
475人
●収入(チケットおよび物販の売り上げ、募金)
461,132円
●支出(会場費、人件費、印刷費、搬入搬出費など)
612,979円
●ユニセフへの寄付(募金分)
62,732円
第3回の開催につきましては、詳細が決まり次第
改めて当ブログにて発表いたします。
シスター須藤さんの講演会を開催します
NHK『クローズアップ現代』にも、
「“ハイチのマザーテレサ”83歳日本人女医の挑戦」として登場。
須藤昭子シスターに、ハイチの現状を聞く。
医師であり修道女である須藤昭子さんは、
83歳とは思えぬ若さで今なお、ハイチ支援の先頭に立って活動しています。
政治の混乱、治安悪化、失業率70%、なかでも深刻なのは結核罹病率の高さ。
須藤さんは治療のためにハイチで34年にわたり治療を続けてきました。
この冬、須藤さんが3年ぶりに日本に帰国したとき起きたハイチ大地震。
ようやく訪れることができたのは4月。なにもかも崩壊してしまった惨状は
多くのメディアによって紹介されました。その回復には10年はかかるともいわれています。飲料水や電力の不足、荒廃した自然環境など問題が山積する中、
この秋から再びハイチで活動するために、今日本国内で準備をすすめている
シスター須藤さん。ハイチでたくさんの人々に慕われている須藤さんのお話を
聞いてみませんか。
■日 時 : 7月28日(水) 14:00~15:30
■会 場 : セシオン杉並 2F視聴覚室 住所:杉並区梅里1-22-32
(丸ノ内線東高円寺より徒歩5分、新高円寺より徒歩7分)
http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0030.htm
■入場料 : 無料
■主 催 : ハイチ・アートで復興支援をする会
須藤 昭子(すどう あきこ)からのメッセージ
(医師、クリスト・ロア宣教修道女会・1927年4月生まれ)
今年1月のハイチ大地震で、私の仕事場である国立結核診療所も半壊しました。地震後、治療入院中の患者は離散したため、投薬できず、結果薬の効かない結核菌が蔓延する危険性が高まっています。また仮設病院は水や電気の不足の慢性化など問題は山積しています。ハイチの明るい絵画を鑑賞いただいて、皆様には暫しご厚意をハイチの現状に向けていただけたら誠に幸いです。
第2回「震災復興支援ハイチ・アート展」杉並区にて開催決定
■会期 : 7月27日(火)~8月4日(水)
■会館時間 : 10:00~19:00
■会場 : セシオン杉並 1F展示室 住所:杉並区梅里1-22-32
(丸ノ内線東高円寺より徒歩5分、新高円寺より徒歩7分)
http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0030.htm
■内容 : ①ハイチ・アートの展示 約60点
②被災地の写真展示(提供:共同通信社および佐藤文則氏)約20点
③ハイチの風光と人々(井上氏撮影)15点、ハイチ絵画の説明パネル等
④ハイチ絵画の絵ハガキ8種類の販売 1枚100円(全額寄付)
■鑑賞費 : 前売り500円(7月26日まで販売)・当日600円
(高校生以下、および障害者手帳をお持ちの方は無料)
※開催にかかる経費を除き、収益は全額寄付
■チケット取扱 : インターネット:電子チケットぴあ:http://pia.jp/t
電話:0570-02-9999 Pコード:764-219
店頭:チケットぴあのお店、 サークルKサンクス
■主催 : ハイチ・アートで復興支援をする会
■後援 : 杉並区、荻窪法人会
収支報告
震災復興支援ハイチ・アート展は、おかげさまで盛況のうちに会期を終えることができました。足をお運びいただいたお客さま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。つきましては、ここに収支報告をさせていただきます。みなさまの心がこもった本展覧会の収益は、すべて国連ユニセフ協会へ寄付いたします。
■動員
1,688人
■収入(チケットおよび物販の売上、募金)
1,628,601円
■支出(印刷費、備品費、搬入搬出費など)
581,498円
国連ユニセフへの寄付(収入-支出)
1, 047,103円
第2回ハイチ・アート展の開催につきましては、
詳細が決まり次第公開いたします。
いましばらくおまちください。
ハイチ絵画60点と被災直後の写真展示。
4月22日(木)~5月2日(日)
「震災復興支援ハイチ・アート展」
ハイチ絵画の一流作家の作品と被災直後の写真展示を掛け合わせ、
復興支援を訴える社会的メッセージ性の高いイベント。
22日(木)は10時よりオープニングセレモニー
24日(土午後2時より、様々なジャンルアーティストによるチャリティーコンサートイベント
「震災復興支援ハイチ・ライブ」
28日(水)には、「震災復興支援ハイチ・トークライブ」
ハイチアートについて、震災直後のハイチの状況について二人の写真家の目を通して語り合う対談イベント。
司会には、女優・声優・ラジオでのパーソナリティをしている沖直美さん。
ハイチ・コーヒーやハイチ・カレーも味わえる、ハイチの文化や生活を感じながら、
復興支援に参加してもらうという主旨で組み立てられている。
2010年4月22日(木)~5月2日(日)
会場 千葉県流山市生涯学習センター
http://nagareyama-shougaigakushucenter.jp/
開館時間 10:00~18:00(金曜のみ20:00)
観覧料 前売り 500円 / 当日600円 / 高校生以下、及び障碍者手帳をお持ちの方無料
※収益はすべて、黒柳徹子親善大使を通してユニセフに寄付されます。(収益は、観覧料の総額から経費を除いたものです。)
チケット取り扱い インターネット:電子チケットぴあ Pコード(前売) 764-111
店頭:チケットぴあ ファミリーマート サークルK サンクス
流山市内: 流山市生涯学習センター 流山市文化会館