行きつけのカフェある?
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学生時代は良く喫茶店で、友人と会話した。
特に一人で行くときは、モダンジャズカフェに行った。
キャノンボール・アダレイの枯葉、デイブ・ブルーベックのティク・ファイブ、
オスカー・ピーターソンのマック・ザ・ナイフなど有名な曲を聴きながら、
モダンジャズに溶け込んでいた。
先行きの見えない人生で、夢と希望に交差しながら学生生活を送っていた。
元来、ポジティブな性格であるので、うまく世の中を渡ってきた。
やはり、恋人とコーヒーを飲む時が一番であった。あの時の恋人はどうしているかと
老境に入ると思い出す。今はあの喧騒の時代が懐かしい。
五年位前、神田神保町を散策して、昔の喫茶店を探したが見つからなかった。
時は流れて、人も建物も変わっている。思い出だけが浮遊していた。
モダンジャズのCDを出して聴いていると懐かしさがこみ上げてくる。
窓の外は小雨、木々は春の息吹で色鮮やかに時の移ろいを伝えてくる。
あとどの位、命が持つかはわからないが、そんなこと考えたら面白くない。
昔なら、ここでバーボンのグラスを片手に音楽鑑賞といくところだ。
まあー 楽しもう。