コロナの夏、眠れぬ暑い夜に、

 

 

AMY  Winehouseの「Back To BLack」を再度試聴した。

更に、歌詞の和訳の衝撃さは半端じゃなかった。赤裸々に良く書くねと思った。

だけど、これこそが愛の本質を物語ってるのかと ?

まあ ~ そんなこと思って詩を書いた。

この歌からみたら甘っちょろいが・・・

この詩を再掲した。まだ癌が発覚していない2018年のころに作った。

抗がん剤の副作用は半端なく、歌の意味がガンガン沁みてくる。

こんな時こそ、自分を振り返って見たい。

 

哀愁のTatsu

 

哀愁と言う 言葉が心に残る

幸せと裏返しの 寂しさだから

 

腕に刻んだ流れ星のTatsu

なぜ彫ったと 尋ねられても

 

そんなこと聞いてどうするの

心がボロボロになった印だけ

 

皮膚に痛みを刻み込み

あんたを忘れない為に

想いでは 消えてしまうから

 

あんたは 十字架の下に眠って

痛みも 哀しみも 切なさもなく

笑顔だけが 寂しく浮かんでくる

 

ろくでなしの所も あったけど

白いバラを 一輪投げ入れたわ

 

あんたを 亡くした時には 

好きだったことが ぼんやり

不思議に 思い浮かぶの

愛し合った時の 温もりや

二人で夢を 語ったことを

 

どうするって 生きていかなきゃ

たとえ場末の街でも唄うわ

ギター片手で 凌げるから

あんたも知らない 私の強さで

 

だけど腕のTatsuが 痛むの

俺のことなんか忘れて

生きて 行くんだよと

話しかけてくる 流れ星が・・・

 

ギターは 今夜も泣いている

あんたを想って 泣いている

わたしの心に 哀しい涙が流れて

知らない街で 愛の歌を唄ってる