★広々感と変化が味わえるスキップフロア
狭さの解消には「スキップフロア」を採用するのもアイデアです。通常の建物は、1階、2階とフロアが分かれていますが、スキップフロアは半階ずつ床の高さえをずらします。設計のポイントは、階段の上下に壁やドアをつけて部屋を仕切らないこと。階段が部屋の一部になるように、低めの手すり壁を設ける程度にします。そうすると、階段を通して上下のフロアがゆるやかにつながります。スキップフロアにすると、視線が斜め上下に広がります。従来の床レベルがそろったプランより、視線の届く距離が長くなるため、のびやかな印象に。各部屋が仕切られていないため、家族の気配が伝わりやすくなり、間に階段があることで、それぞれの部屋に適度な独立性も生まれます。ほかに、変化に富んだ住まいになることもメリットですが、階段が多いためバリアフリーにはなりません。
★視線が抜ければ広々見える
小さな家では、視線を遮断するものがあると、ますます狭く感じてしまいます。そこで、視線に工夫して広々見せるコツとして、部屋と部屋をコーナーでつなぐ方法があります。四角い部屋をまっすぐ横並びに配置せず、コーナーとコーナーが重なるようにずらしてつなぐもので、視線が対角線上に延びるため、床面積が同じでも、とっても広々した空間になります。「狭さ解消のためにオープンプランにしたい。でも、冷暖房の効率などを考えると、やっぱり仕切るものがほしい」という場合は、透明ガラスの採用を検討してもいいと思います。一般的なのが、浴室と洗面室の境にガラスの仕切りをはめ込み、ドアもガラス入りにする方法です。ワンルームのサニタリーでは浴室の湯気がこもりがちですが、この方法ならそんな心配はありません。双方の窓からの光が広がって、明るく広々としたスペースになります。ほかの部屋でも、廊下や階段との間仕切りなどにとり入れることができます。プライバシーが気になる場合は、ロールスクリーンやブラインドなどを設置します。
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