最近人気の国際政治情勢に関連するおすすめ本を紹介します。起きている国際政治情勢を理解するアプローチには、政治経済体制、軍事力、宗教、民族、歴史、地政学、資源エネルギー、国際金融資本、情報などいろいろな側面があると思います。ロシアによるウクライナ軍事進攻、米中対立、いろいろな地域の武力紛争などいろいろなことが起きているなか、国際政治情勢を理解する能力が、国家・マスコミ・組織・個人などいろいろなレベルで試されているようにも思えます。プロパガンダ、フェイクニュースなどのうその情報にも見分ける目や情報が必要ですし、マスコミや専門家だから間違っていないと考えるのも危険です。逆に、時には自分と違う意見も聞いてみることも必要かもしれません。今回紹介する本の中にも、自分の持っている情報と違うものもあるかしれませんが、疑問に思うことや違いに気が付くことが、国際政治情勢を理解する能力を育てる第一歩になるようにも思います。

 

世界地図を見ながら議論する3人

写真の出典 craftbeermaniaさんによるphotoACからの写真

 

秘書
     秘書    

 紹介する最近人気の国際政治情勢に関連するおすすめ本は、次のような内容です。

  • 1冊目の「現代ロシアの軍事戦略」は、現代ロシアの軍事の専門家・小泉悠氏による信頼できる情報が得られる本です。
  • 2冊目の「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」は、地政学の第一人者・奥山真司先生が伝授する地政学の本です。
  • 3冊目の『プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機』は、ウクライナ人の国際政治学者・グレンコ・アンドリー氏が暴くロシアの正体です。
  • 4冊目の「日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実」は、世界の三つどもえによる覇権戦争状態における日本の危機を訴える本です。
  • 5冊目の『いま世の中で起きている「本当のこと」』は、こうした独自の視点もあることを知ることができる本です。
本好きおじさん
 
  本好きおじさん

 最近人気の国際政治情勢に関連するおすすめ本5冊を紹介します。以下、内容を本ごとにまとめています。

 

 

 1冊目  

 現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書) 新書 

著者:小泉悠 発売日:2021/5

 

現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)

 

概要

 冷戦後、軍事的にも経済的にも超大国の座から滑り落ちたロシアは、なぜ世界的な大国であり続けられるのか。NATO、旧ソ連諸国、中国、米国を向こうに回し、宇宙、ドローン、サイバー攻撃などの最新の戦略を駆使するロシア。
 劣勢下の旧超大国は、戦争と平和の隙間を衝くハイブリッドな戦争観を磨き上げて返り咲いた。メディアでも活躍する気鋭の研究者が、ウクライナ、中東での紛争から極東での軍事演習まで、ロシアの「新しい戦争」を読み解き、未来の世界情勢を占う。

おすすめポイント!

 東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏による現代ロシアの軍事戦略の検証

こんな方におすすめ!

 ロシアの軍事的な振る舞いの根本について理解したい方へ!

 

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現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)

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現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書 1572) [ 小泉 悠 ]

著者:小泉悠 本の書式:新書 定価:1,034円

 

 

 

 2冊目  

サクッとわかる ビジネス教養 地政学 (サクッとわかるビジネス教養) 単行本

監修:奥山真司 発売日:2020/6

 

サクッとわかる ビジネス教養  地政学

 

概要

 急速にグローバル化が進んでいる時代。だからこそ、ビジネスの現場では世界情勢を知らなければなりません。世界情勢を理解し、話をするには「地政学」が必須です!
 本書は「特別な図解を見るだけで、地政学の会話・説明ができる」ようになります! 防衛省の幹部候補生に地政学を教えている、地政学の第一人者「奥山真司」先生が伝授します!
 地政学的には、国際舞台で国の振る舞いを決めるのは、リアルな軍事力や経済力だという考え方です。言い換えれば、自尊心や恐怖心、経済的メリットなど、人間の本音のベースにあるものこそが、国を動かしているということです。その他、チョークポイント、シーパワー・ランドパワーなど地政学の重要な概念をベースに、世界各国の言動を紐解きます。

おすすめポイント!

 イラスト図解が初学者にもわかりやすいと大好評です! 国際情勢を読み解く必須知識「地政学」の定番書です。

こんな方におすすめ!

 もっと手軽に地政学のことを知りたい方へ!

 

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サクッとわかる ビジネス教養 地政学 (サクッとわかる ビジネス教養シリーズ) [ 奥山 真司 ]

監修:奥山真司 本の書式:単行本(ソフトカバー) 定価:1,320円

 

 

 

 3冊目  

 プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機(PHP新書) 新書 

著者:グレンコ・アンドリー 発売日:2019/3

 

プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機 (PHP新書)

 

概要

 経済協力を通じた友好関係を深めた先に、念願の北方領土の返還が実現するのではないか、との期待がある。しかし現在の外交手法では、北方領土が返ってくることはないだろう。日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。
 ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を打破する。
 かつてウクライナは、世界三位の核保有国だった。しかし『非核三原則』を掲げ、あげくはクリミアをロシアに奪われた。日本在住のウクライナ人が、平和ボケした日本人に贈る警告の書。

おすすめポイント!

 なぜわれわれはプーチンを誤解してしまったのか。ウクライナ人の国際政治学者が暴く独裁者プーチンの正体とは?

こんな方におすすめ!

 「約束を破るために約束をする」ロシアの正体を知りたい方へ!

 

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プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機 (PHP新書)

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プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機 (PHP新書) [ グレンコ・アンドリー ]

著者:グレンコ・アンドリー 本の書式:新書 定価:968円

 

 

 

 4冊目  

日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実 (SB新書) 新書

著者:馬渕睦夫 発売日:2021/5

 

日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実 (SB新書)

 

概要

 2020年米国大統領選挙、イギリスのEU離脱、米中冷戦など。コロナ禍の騒動もあり、海外ニュースに関心が薄いといわれる日本人にも、激変する世界の動きが感じ取れる。
 しかし、メディアによって流される情報は、本当に正しいものなのだろうか。アメリカ社会がメディアによって分断されたといわれるが、それはアメリカに限ったことではない。本書では、最近報道された国際ニュースを中心に取り上げ、検証していく。そこから見えてくる不都合な真実とは。
 世界を陰で動かしてグローバル化を進めてきたのが国際金融資本=ディープステート(DS)だが、世界の覇権を狙う中国共産党(中共)と、トランプなどの自国第一主義という敵が現れ、世界は今、三つどもえの覇権戦争状態にある。

おすすめポイント!

 世界を分断させるメディアの正体を暴く。ニュースの裏側に隠された真実―その真実を明らかに。元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授による考察。

こんな方におすすめ!

 新聞・テレビは絶対に伝えないタブーといわれているものを知りたい方へ!

 

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日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実 (SB新書)

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日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実 (SB新書) [ 馬渕睦夫 ]

著者:馬渕睦夫 本の書式:新書 定価:990円

 

 

 

 5冊目  

いま世の中で起きている「本当のこと」 プーチン危機・米中対立・パンデミック…得するのは誰なのか? 単行本

著者:及川幸久   発売日:2022/3

 

いま世の中で起きている「本当のこと」 プーチン危機・米中対立・パンデミック…得するのは誰なのか?

 

概要

 本書では、国際政治経済の最新情報を精緻に分析し発信し続けるYouTuberが、世界に隠然たる影響力を及ぼしているネットワークの存在、そして彼らの都合によって起こされている出来事をひも解いていく。
 ロシアのウクライナ侵攻は、プーチンの暴走によるものなのか? アメリカは民主主義の代表国で中国と本当に対立しているのか?コロナ、そしてワクチンの問題で見え隠れする矛盾の数々とは?「脱炭素」「温暖化現象」の真に不都合な真実とは?台湾有事、尖閣諸島、北方領土など誰が日本の国益を脅かしているのか? そして、これらのことでいったい誰が得をしているのか?
 いま世の中で起きている「本当のこと」が詳細な分析とともに明らかになる!!

おすすめポイント!

 フェイクニュースに埋もれてしまった世界の真実を暴く!

こんな方におすすめ!

 日々刻刻と変化する世界情勢を独自視点で知りたい方へ!

 

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いま世の中で起きている「本当のこと」 プーチン危機・米中対立・パンデミック…得するのは誰なのか?

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いま世の中で起きている「本当のこと」 プーチン危機・米中対立・パンデミック…得するのは誰なのか? [ 及川幸久 ]

著者:及川幸久  本の書式:単行本 定価:1,760円

花の帯

本好きおじさん
  本好きおじさん

 紹介した国際政治情勢に関連する本は、ロシアのウクライナ侵略に関連するものが多くなっています。プーチンによるロシアによるウクライナ軍事進攻において、自国系民族がジェノサイドされているから救出する、ロシア軍は民間人を殺していない、街を破壊しているのはウクライナ軍、敵はネオナチのアゾフ連隊といったロシアによるプロパガンダがなされ、ロシア国民のプーチン支持率は下がるどころか上がっているそうです。このような情報に騙されないように、国際政治情勢に日頃から関心を持ち、平気でうそをつき、破るための約束しかしない、目的のためなら残虐なことをする国があること、情報戦で他の国や同じ国の国民に自国の都合のいいような主張に誘導・分断させることを日常的にしている国があることを肝に銘じなければならないと思います。

 今回は、最近人気の国際政治情勢に関連するおすすめの本を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの紹介コーナーでした。じゃあまた!

 

 

その他のおすすめ本

 

 

 

みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。

 

 

 

今世界を覆っている新・共産主義のからくりを見抜き、それにどう対処するかに焦点を当てた馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ大使)の最新作。

 

 

 

エネルギー問題の世界的権威で、ピューリッツァー賞受賞者の著者が、エネルギー革命と気候変動との闘い、ダイナミックに変化し続ける地図を読み解く衝撃の書となります。

 

 

東西南北に張り巡らされるロシアの新勢力圏。露わになるロシアの軍事的野望の向かう先は? 混迷する世界秩序を理解するための必読書です!

 

 

 

ヨーロッパにおけるキリスト教共同体からいかにして、国家、資本主義、近代法、戦争が生まれたか。本書はその根源にある宗教を徹底分析したものである。

 

 

 

ウクライナ危機で世界最終戦争を開始した勢力の裏シナリオ。元外交官、待望の衝撃作!道徳と民族を破壊する4人の洗脳者は誰だ?

 

 

 

 

最後のお礼

 

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