昨日は東京第9期「サケ・エキスパート資格取得セミナー」2講目でした。



次回で10期目、そして一般社団法人を立ち上げてから今年の7月で丸4年、5年目に入ります。



その前、私は別の団体に所属していましたが、考え方の違いで辞め、その後、恩師から柴田屋さんをご紹介頂き、JSAを立ち上げ今に至ります。



長年築き上げてきた人間関係をリセットするのは勇気がいることですが、考え方や目指す方向性が違うことを知りながら身をおいても何にも発展がない。
ならばそこから抜け出すことが一番と考えました。



あのまま執着していたら、今の私はなかったとつくづく思います。
英語も習ってなかったし、ましてや海外出張なんて行くことはなかったでしょう。



数年前、本の内容を丸パクりされた時も同じ。
長年、お世話になった版元と完全に縁が切れたのは辛かった。
何冊も本を出させてもらっていたから。



しかしこの後は皆さんご存知の通り、これまで1冊も本を出してなかった版元さんから「酒好き医師……」を出版し、初めてベストセラーと呼べる作品を作ることができました。



日本酒本も「日本酒マニアックbook」を違う版元さんから出版し、重版を重ねることができました。
凝り固まっていた日本酒に対する考え方を一新できたことが一番の収穫でした。



築き上げたものを手放すのはホントに辛いし、勇気がいることです。
でも執着し続ける限り、新しい扉は開かないんですよね。



「そこにいても成長がない」



そう感じたら、思い切って手放してみませんか?



大切なものを捨てたばかりの時は虚無感でいっぱいになり、後悔をすることも。
でも怖がる必要はありません。
執着を捨て、スペースが空くと、不思議なくらい新しいものがいっぱい入ってきます。



またストレスがなくなり、気持ちに余裕ができるので、今まで開けて来なかった新しい扉が次々開いていきます。



そこに「負けへんでー」という気持ちさえあれば、次のステージへ行くことができるのです。



幾度となく、どん底まで落ちた私が言うのですからホントです。



「執着」、思い切って捨てちゃいましょうよ。
数ヶ月後、笑ってる自分がいますよ。