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今日はアルコールとがんの因果関係についてちょっと。
★画像はイメージです★



多量飲酒を日常的にしていると、健康被害を及ぼすことはどなたでもご存知だと思います。



純アルコールに換算して、1日あたり60グラム、日本酒でいうなら3合以上飲む方は、アルコール依存症になるリスクが高いとも



また、コホート研究では日本酒を日に2合以上飲むグループは、飲まないグループより食道がんに罹患する率が4.6倍も高くなるという結果も出ています。


日本酒と酒類が限定されているので、ちょっとこんなお話を



国際がん研究機関(IARC)では、日本酒にも含まれるカルバミン酸エチルが発がん性物質にあたるとしていますが、昨今はこれを踏まえて『尿素非生産性酵母』が開発されています。



カルバミン酸エチルは尿素との反応で生成されるので、その尿素をもとから作らなくしちゃおうという酵母です。




研究結果を見ると、日本酒が悪者みたいに見えますが、発がん性物質については既に酵母の開発などで研究がなされているのでご安心を。



アルコールによるがんの罹患率が上がるのは、何もカルバミン酸エチルに限ったことではなく、アルコールを飲んだあとに生成される毒性の強いアセトアルデヒドや、アルコールによる粘膜の刺激など、さまざまな要素が絡んでいます。



いずれにしてもアルコール全般の飲み過ぎはがんの罹患率を上げるのは確かなので、適量を守って楽しみたいですね